国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)

紛争や災害時の緊急・人道支援を行うNGO組織 ジャパン・プラットフォーム

バヌアツ・サイクロンパム緊急支援2015

寄付の受付は終了しました。
支援活動は2015年4月16日に終了しました。ありがとうございました。
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  • バヌアツ・サイクロンパム緊急支援2015 ©JPF
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太平洋で発生したサイクロン「パム」は、3月13日~14日にかけバヌアツの首都ポートビラに最接近しました。発生後カテゴリー5※1という最大級規模に成長、瞬間最大風速は320Km/hまで達し、エファテ島の建物の90%が損壊する被害をもたらしました※2。3月17日時点で11人の死亡が確認されており、約3370人がエファテ島の48の避難所に避難しています※4。現在被災地では通信が途絶えており、通信が回復した後に状況が明らかになった後には、さらに被害状況が大きくなる恐れがあります。

バヌアツのボールドウィン・ジェイコブソン・ロンズデール(Baldwin Jacobson Lonsdale)大統領は、第3回国連(UN)防災世界会議で来日中、この地域として過去最悪水準の被害になったとして、国際社会による支援を訴えました。 現在、各国際機関は、バヌアツ政府と協力して支援を開始しています。Vanuatu Humanitarian Team(VHT)は、避難所、アセスメント、物資配布、シェルターを4つの優先事項として政府主導の支援をサポートしています。国際移住機関(IOM)は、キャンプ施設のコーディネーションとマネージメントを進めています。United Nations Disaster Assessment and Coordination (UNDAC)と国際連合人道問題調整事務所(OCHA) 太平洋地域事務所は、予測される人道支援のために、3月16日にポートビラに到着しました※3

JPFは、現地の被害状況を把握し、迅速に被災者のニーズに対応できるよう、現地での情報収集と被害状況調査を目的に、JPFスタッフとJPF加盟NGOスタッフからなる合同調査チームを派遣しました。到着次第、現地で被害状況と支援ニーズの調査を進めます。

2014年3月18日現在
(更新情報は、以下をご確認ください)

※1: ハリケーンの強度を測定する際に使用される国際基準「サファー・シンプソン・ハリケーン・スケール」による
※2:Situation Report No.1 - Severe Tropical Cyclone Pam, Vanuatu, OCHA, as of 15 March 2015
※3:Situation Report No.2- Severe Tropical Cyclone Pam, Vanuatu, OCHA, as of 16 March 2015
※4:Situation Report No.3- Severe Tropical Cyclone Pam, Vanuatu, OCHA, as of 17 March 2015

プログラム概要

対応期間 3ヶ月(初動対応)
予算 2800万円(1800万円:民間の緊急準備金を充当 1000万円:政府資金)
※プログラム開始後、状況に応じ期間、金額の見直しを行う可能性があります。
バヌアツ・サイクロンパム緊急支援2015 事業一覧
事業一覧(PDF 60KB) 2015年5月1日時点
バヌアツ・サイクロンパム緊急支援2015 活動地域
活動地域(PDF 610KB) 2015年5月1日時点

2015年5月1日
事業一覧、活動地域を更新いたしました。
2015年4月8日
バヌアツ サイクロン・パム:緊急初動合同調査の実施について

20150408_vanuatsu1.png
地図出典:『Tropical Cyclone PAM Track Map』OCHA、2015年3月15日
Track SourceはVanuatu Meteorological Serviceが提供

1.サイクロン・パムの発生と想定被害

2015年3月9日に南太平洋で発生したサイクロン「パム」は、カテゴリー5に成長し、3月13日~14日にかけてバヌアツ共和国の首都ポートヴィラ、タンナ島に最接近した。
瞬間最大風速は320Km/hに達し、エファテ島の建物の90%が損壊、約3370人がエファテ島の48の避難所に避難した。

2.緊急初動調査の決定と開始

3月14日、第3回国連(UN)防災世界会議で来日中だったバヌアツのボールドウィン・ジェイコブソン・ロンズデール(Baldwin Jacobson Lonsdale)大統領は、過去最悪水準の被害になったとして、国際支援を訴えた。3月15日、バヌアツ政府は非常事態宣言を発令。3月16日、日本政府は2000万円相当の緊急援助物資の提供を決定した。バヌアツ全人口の半数以上にあたる15万人以上が被災したとの報道もあり、未曾有の被害が懸念された。

こうした事態を受け、JPF事務局は3月17日に緊急初動調査の出動を妥当と判断し、直ちにAAR、GNJPと合同調査団を結成した。調査団は、被災情報の収集、支援ニーズや支援団体の動向の調査などを目的として3月18日に日本を出発し、19日に現地入りした。

3.緊急初動合同調査団 調査行程

緊急初動合同調査団 調査行程

4.緊急初動調査

現地では、夜7時以降は外出禁止令が敷かれており、夜間の移動が規制されていた。このため、活動時間の短縮を余儀なくされた。
現地入りした直後から連絡調整ハブの立ち上げを試みたものの、停電のためにネット環境は劣悪で、日本との連絡は主に携帯電話か衛星電話による通話に頼らざるを得なかった。24日に宿泊場所を変更した後、ネット環境は改善し、映像伝送が可能となった。
国家災害管理局(NDMO)に登録後、エファテ島、タンナ島の政府機関と住民から聞き取り調査を行い、災害データを収集した。22日からWASH、インタークラスター、医療、食糧、通信のクラスター会合に参加し、被災状況と現地ニーズに関わる情報を収集、分析を行った。

5.調査結果

バヌアツの離島住民の多くが自給自足の生活を送っており、災害に対するレジリアンスは比較的高いと考えられた。早い段階からオーストラリア、ニュージーランドの支援が入り、元々現地で活動していた支援団体と協力して、迅速に対応していた。また、食糧、NFI, 水・衛生など緊急課題についても、政府と連携して支援団体の役割分担が確立していた。
さらに、JICA、OCHAでは、本事象に対してグローバルな対応は必要なく、現地あるいはRegionalなアクターで対応可能なレベルとの認識だった。
したがって、調査団は、現地における喫緊の支援ニーズは充足されつつあると判断し、加盟団体にその旨の情報を共有した。中長期的な支援を実施するかどうかはHuMA、PBVの情報を待って検討する。
2015年3月25日
事業一覧、活動地域を更新いたしました。
2015年3月23日
事業一覧、活動地域を更新いたしました。
2015年3月22日
ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)が出動いたしました。
2015年3月19日
災害人道医療支援会(HuMA)が3月20日から調査事業(医療支援のための初動調査)を開始します。
2015年3月18日
JPFとAAR Japan [難民を助ける会]、グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフによる合同チームが、現地に出発しました。3月19日に現地到着次第、各支援関係者との連携を進めていきます。

一般社団法人 ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)

事業名 バヌアツ・サイクロン パム緊急支援調査事業
事業予算 946,760円(民間資金)
事業期間 2015年3月22日~4月4日(14日間)

特定非営利活動法人 災害人道医療支援会(HuMA)

事業名 バヌアツサイクロン被災者医療支援
事業予算 14,195,830円(民間資金)
事業期間 2015年3月26日~2015年4月16日(22日間)
事業名 バヌアツ サイクロン被災者医療支援のための初動調査
事業予算 2,788,780円(民間資金)
事業期間 2015年3月20日~30日(11日間)

ご寄付を下さった皆様へ

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