3月14日、第3回 国連防災世界会議(仙台)にて、JPF一般公開イベント
『国際NGOの東北支援談話ナイト ~地域とつくるコラボレーション~』を開催します
【満員御礼】おかげさまで盛況のうち終了いたしました。
ご参加いただいた皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
イベントレポート
昨日3月18日、仙台で開催されていた、第3回 国連防災世界会議が閉会しました。
会期中、ジャパン・プラットフォーム(JPF)と加盟NGOのAAR Japan[難民を助ける会]、 Nicco(日本国際民間協力会)、 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンが企画・運営した一般公開イベント 「国際NGOの東北支援談話ナイト~地域とつくるコラボレーション~」にも、たくさんの方々が参加してくださり、会場は満席となりました。参加していただいた皆様、関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
第1部では、震災直後から現地で支援活動をスタートした、上記JPF加盟NGO3団体と、そのパートナーである、JDF(日本障害フォーラム)被災地障がい者支援センターふくしま、岩手県大船渡市三陸町の地元協力者の方、地球のステージが、それぞれ被災地で連携してきた緊急期から現在までの支援における生の声を、トークセッション形式でお届けしました。
第2部では、国際NGOとして今後、国内外でどのようにその経験や気づきをいかしていけるか、得意不得意な分野を含め、本音が見えるパネルトークで盛り上がりました。
会場では、各加盟NGOの国内外の支援活動地でつくられたお菓子を、そのコラボレーションストーリーとともにご用意して参加者の皆さんに召し上がっていただいたり、またトークの途中で感想やコメント、国際NGOの強みや弱みについて、自由につぶやいていただいた内容をもとにパネルトークを進めたり、参加者の皆様に楽しんでいただける工夫や雰囲気が好評でした。
JPFと加盟NGOは、これからも被災地の地域の方々との連携・コラボレーションを大切に、地元の方々を主体とした支援に尽力していきます。
イベント概要
国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議、「第3回 国連防災世界会議」が、宮城県仙台市にて、3月14日(土)~18日(水)に開催され、国連に加盟する世界193カ国から、各国首脳・閣僚を含む政府代表団、国際機関、認定NGOなど5,000人以上が仙台に集まります。
期間中は、さまざまなシンポジウムやセミナー、展示等が行われます。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)は加盟NGOとともに、政府機関、地方自治体、NGO、大学など、国内外の多様な主体による防災や減災、復興に関する取り組みを広く一般公開で発信するパブリック・フォーラムにて、以下とおり、一般公開イベントを開催します。
「市民協働と防災」テーマ館イベント
『国際NGOの東北支援談話ナイト ~地域とつくるコラボレーション~』
JPFはこれまで東北において、国際的な人道支援の経験を活かし、被災者・支援団体・中間支援組織・自治体等と信頼関係を築き、協働を進めながら活動を展開、成果をあげてきました。
第1部では、JPF加盟NGOであるAAR Japan [難民を助ける会]、日本国際民間協力会、ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンと、それぞれの東北の現地パートナーが、これまでの支援活動をトーク形式で振り返り、緊急期から現在までの具体的なプロセスや成果、さらに国際NGOの経験やノウハウを活かせた点や気づき等を紹介します。第2部では、NGOスタッフとJPFスタッフが、連携の重要性、防災減災における課題、国際NGOとして東北支援の経験を今後の国内外の災害でどのように生かしていくか等のトピックについて、ディスカッションします。
当日は、各加盟NGOの国内外の支援活動地のお菓子などを用意してお待ちしています。
- 日時
- 2015年3月14日(土)19:30-21:30
- 場所
- 仙台市市民活動サポートセンター 6階セミナーホール(宮城県仙台市青葉区一番町4-1-3)
- 主催
- 特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム
- お問い合わせ
- JPF事務局 高杉、小林
TEL:03-6261-4750 FAX:03-6261-4753
プログラム
19:15 開場・受付開始
19:30 開会挨拶 認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム 事務局長 飯田 修久
19:35 【第1部:JPF加盟NGOスタッフと現地パートナーによる被災地支援談話】(各20分)
(1)「福島の障がいのある方々の復興と挑戦
~福祉施設 x 企業 x NGOの連携で新しいビジネスモデルを創出~」
AAR Japan[難民を助ける会] 福島支援事業担当 宮崎 佐和子氏
パートナー:JDF(日本障害フォーラム)被災地障がい者支援センターふくしま 支援員 富永 美保氏
(2)「ひとつの家が広げた地域のきずな-セルフビルド支援の経験から-」
ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン プログラムコーディネーター 徳地 宜子氏
パートナー:岩手県大船渡市三陸町 片山 京子氏
(3)「心のケア 地球のステージとNICCOの共に歩んだ被災地での3年間」
日本国際民間協力会(NICCO) 心理社会的ケア専門家(当時)・看護師 宗貞 研氏
パートナー:特定非営利活動法人 地球のステージ 心理社会的ケアスタッフ(当時)・看護師/保健師 林 由美氏
20:35 ~休憩(5分間)~
20:40 【第2部:パネルトーク】(40分)
「国際NGOが考える、これまでとこれからの災害復興支援」
モデレーター: 阪本 真由美氏 名古屋大学減災連携研究センター 特任准教授
パネリスト:宮崎 佐和子氏 AAR Japan[難民を助ける会]福島支援事業担当
山本 真太郎氏 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン 支援事業部マネージャー
宗貞 研氏 日本国際民間協力会(NICCO) 看護師
明城 徹也 ジャパン・プラットフォーム 国内事業部長
21:20 質疑応答
21:25 閉会挨拶 認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム 共同代表理事 有馬 利男