山口彩恵

山口彩恵

海外事業部

経歴

大学で国際政治を専攻。紛争が起きる原因とその影響に関心を持ち、現場について学びたいという思いから国際協力系NGOでインターンを経験。民間企業での就業を経て2024年5月、JPFに入職。

どんな業務を担当していますか?

主にミャンマー国内外で行う支援事業について、加盟NGOの皆さまから申請された書類や予算内容の確認、政府承認を得るための手続きなどを行っています。最近は業務の幅が広がり、進行中のプログラムの変更申請手続き、事業が終わった後の報告書の確認などにも携わっています。

これまでのキャリアを教えてください。

大学で国際政治を専攻して、紛争はどうして起きるのか、どんな影響を及ぼすのかというところに特に興味を持ちました。支援現場の様子を学びたくて、国際協力に関わるNGOでインターンをしました。卒業後は人道支援業界に進みたかったのですが、2年以上の社会人経験を求める団体が多いこと、私自身も特化したい分野や地域を決めきれず、民間企業に就職しました。職場の人や環境には恵まれましたが、やはり一番興味のある仕事に従事したいという思いが強まり、JPFで働くことを決めました。

2025年3月にタイへ出張されましたね。

加盟NGOの現地オフィスと支援を行う地域を訪れ、現場の様子を直接見ることができました。支援を実施するスタッフと支援を受ける方へのインタビューも行いました。

実際、いろいろな面で状況は厳しいのですが、「日本からの支援があるという事実が、生活だけでなく気持ちの面でも大きな支えになっている」という声をお聞かせいただき、うれしく思うと同時に気持ちが引き締まりました。

タイ出張の一コマ。支援を受けている方々に話を聞く山口(中央)

私が所属する海外事業部では4月末の時点で、各事業の報告書を作成しています。報告書はこういったインタビュー内容ももとに、限られたリソースで最大効果を上げるために検討すべき点、持続可能な活動にするために高めるべき専門性や改善点などを取り入れていきます。

自身が関わる業務の一つ一つが、今だけでなくこの先の支援につながっている点にやりがいを感じます。

JPFの良いところ、働きやすいと感じるところは?

職員は多様なバックグラウンドを背景にさまざまな経験を持つ方が集まっていて、各国情勢や支援に関する専門知識はもちろん、仕事における姿勢も日々学びになっています。コミュニケーションを大切にする風土があって大変働きやすいですし、一般企業よりも柔軟で丁寧に思えるほど、各種制度の改善や導入がなされていると感じます。

ご支援いただいている方、NGO業界の仕事に関心のある方に一言、お願いします!

皆さまからのご関心やご支援が、サポートを必要とする方の生活やその先を強く支えていることを日々実感しています。本当にありがとうございます。

JPF、加盟NGOとも支援に関わる方は、さまざまな経験を持ち活躍されています。NGO業界が初めての方も、これまでの経験や力を生かしながら新たな学びや喜びに多く出あえると思います。一緒に支援に携わることができたらうれしいです!

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