エチオピア紛争被災者支援

食糧の配布 ©Good Neighbors
国内避難民が退避している学校 ©GNJP
ティグライ緊急調整センターの会合に出席 ©GNJP
ティグライ州都Mekeleの様子 ©GNJP

更新情報

  • 「事業一覧」と「活動地図」を更新しました。

加盟NGOの支援活動

活動地域の地図

    • ADRA Japan

      エチオピア アムハラ州北ウォロ県紛争危機対応水衛生支援

      期間22.11.30 - 23.8.29

      金額56,546,946

    • グッドネーバーズ・ジャパン

      アムハラ州における教育・保健医療サービス、GBVサバイバー支援を通じた復興事業

      期間22.9.16 - 23.7.15

      金額48,057,252

    • ワールド・ビジョン・ジャパン

      アファール州における水衛生支援事業

      期間22.8.16 - 23.7.31

      金額66,393,605

    • プラン・インターナショナル

      ガダーレフ州におけるエチオピア難民の青少年保護と心理社会的サポートの促進事業

      期間22.5.1 - 22.9.30

      金額20,222,772

    • グッドネーバーズ・ジャパン

      エチオピア共和国北部紛争における被災者を対象とした食糧および医療薬・物資緊急支援フェーズ3

      期間22.4.16 - 22.9.15

      金額30,000,000

    • グッドネーバーズ・ジャパン

      エチオピア共和国ティグライ州における被災者を対象とした食糧および医療薬・物資緊急支援フェーズ2

      期間21.10.1 - 21.12.31

      金額29,909,173

    • プラン・インターナショナル

      ガダーレフ州におけるエチオピア難民の子どもと若者の保護と心理社会的支援事業

      期間21.7.27 - 21.12.31

      金額39,868,055

    • ワールド・ビジョン・ジャパン

      ティグライ州における緊急水衛生・保健栄養支援事業

      期間21.6.16 - 22.3.31

      金額50,000,000

    • AAR Japan[難民を助ける会]

      スーダン東部におけるエチオピア難民に対する水衛生環境の改善

      期間21.6.1 - 21.12.31

      金額39,024,345

    • グッドネーバーズ・ジャパン

      エチオピア共和国ティグライ州における被災者を対象とした食糧および医療薬・物資緊急支援

      期間21.4.15 - 21.10.31

      金額30,000,000

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活動レポート

WVJによるアファール州における水衛生支援

ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)

GNJPによる教育・保健医療サービス、GBVサバイバー支援を通じた復興事業

グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)

GNJPによる食糧および医療薬・物資緊急支援

グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)

PLANによる子どもにやさしいヘルプデスクの設置

プラン・インターナショナル(PLAN)

GNJPによる被災医療施設支援

グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)

GNJPによる食料支援

グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)

WVJによる緊急水衛生・保健栄養支援

ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)

GNJPによるエチオピア・ティグライ州における食糧および医療支援

グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)

PLANによる思春期の子どもや若者のための多目的スペースの設置

プラン・インターナショナル(PLAN)

プログラム概要

ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、エチオピアにおける人道危機のため、エチオピア国内で支援を必要とする人々、また隣国スーダンへ流入したエチオピア難民などへの支援を実施するため、2月25日に出動を決定しました。

<概況>

  • 近年、民主化が進む中で民族間の対立が表面化していたエチオピアでは、2020年11月4日に、ティグライ州において、ティグライ人民解放戦線と政府軍の間で武力衝突が発生しました。
  • 今回の紛争により、ティグライ州内で居住地に残っている住民、州内の国内避難民、州外から帰還した国内避難民、さらに隣接するアムハラ州やアファル州へ流出した国内避難民などへの支援が必要とされています。また、隣国エリトリアからの避難民、スーダンへ流出したエチオピア難民などあわせて130万人以上が支援を必要としています。※1さらに、ティグライ州では紛争により政府の社会保障プログラムによる食糧支援も滞っており※2、およそ100万人の人々に影響が出ていることから、あわせておよそ230万人が支援を必要としています。※1
  • 現地では紛争により、農作物や家畜の略奪や焼き討ちの被害が起きており、農具の略奪などにより農業に深刻な被害を受けています。市場にも影響が出ているため、日々の食料を確保することが難しい深刻な状況にあります。ティグライ州全体で子どもや妊娠中・授乳中の女性の栄養失調も深刻化しています。
  • 紛争により何十万人もの人々が住居を追われ、調理器具や毛布などの生活物資やシェルターを必要としています。また、避難民の多くは過密状態で男性女性など区別なく一つの避難場所で過ごしているため、ジェンダーに基づく暴力のリスクも高まっています。
  • 医療機関も紛争の影響を受け多くが閉院しているため、基礎疾患や紛争で負傷した人々を含め、薬や医療サービスにアクセスが限られた状態となっています。
  • さらに水衛生関連施設が被害を受けたことにより、新型コロナウィルスを含めた感染症のリスクが高まっています。※3
  • また、2019年6月から続くサバクトビバッタの大量発生による農作物への被害による食料安全保障の状況の悪化や、新型コロナウィルス感染拡大などの複合的で同時多発的な課題が、紛争の影響を受けた人々の生活にさらなる影響を及ぼしています※1。
  • このような状況下で、JPFは、食糧配布、生活物資配布、医療品の提供、衛生設備の設置、新型コロナウィルス感染拡大防止のための衛生用品の配付などの支援を決定しました。
  • JPF加盟NGOのグッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)とワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)はエチオピアにおいて、また、難民を助ける会(AAR)はスーダンにおいて活動を展開していきます。


JPFは、今後も現地行政やJPF加盟NGOと連携しながら被害状況の把握とニーズ調査を進め、迅速に支援を実施していきます。今後の状況につきましては、随時JPFウェブサイト、Facebookでご報告いたします。

エチオピア、ティグライ州地図

※1 UNICEF, Updated Humanitarian Response Plan for Northern Ethiopia: November 2020 to January 2021 (23 December 2020)
※2 FEWS NET, Ethiopia Key Message Update: Continued conflict in Tigray coupled with low economic activity drives Emergency (IPC Phase 4) (4 February 2021)
※3 OCHA, Ethiopia - Tigray Region Humanitarian Update Situation Report (28 February 2021)

期間 2022年5月~2023年5月
予算 約1.7億円(2022年度当初予算:170,997,806円)
対象地 エチオピア

過去のプログラム概要

期間 2021年4月15日~2022年8月31日
※期間延長により、終了日は2022年8月31日に変更
予算 2億4千万円(政府資金)
※1億2千万円から2億4千万円に拡大
対象地 エチオピア,スーダン

事業一覧

最新の事業内容・助成予算・助成期間をご覧いただけます。

事業一覧(PDF 251KB)
※2021年12月6日時点

対応計画

エチオピア紛争被災者支援対応計画

  1. 背景
  2. エチオピア国内情勢
  3. 2021年度現行事業の状況共有および振り返り
  4. これまでのJPFによる支援実績
  5. 優先事項
  6. 対応方針
  7. 国別セクター別支援計画
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