アフガニスタン人道支援2016

石巻市で語り部の話を聞くアフガニスタン防災関係者 ©JPF
アフガニスタン全土34州の中でも学校数が少ないバーミヤン州。新しい校舎の開校式は、特別な日となる。 ©ADRA
給水施設が整っていない学校が多く、きれいな水を入手できる所は少ない。校内に手動式ポンプを設置、水を供給できるようになった。 ©ADRA
学校の水衛生施設(トイレ、給水施設)の整備を行なうとともに子供たちに衛生に関する勉強会を開催する。 ©ADRA
女子校が少ないため、高学年になると勉強を続けられない女子は多い。新しい女子校の開校で喜ぶ女子学生。 ©ADRA
新しい校舎の開校式。特別な日のため、教育省関係者や州知事も出席。 ©ADRA
PTAの会議の様子 ©Community World Service Asia
村の女性への啓発セッション ©Community World Service Asia
パルワン県チヤリカ地区Abobakar Sidig男子校にて3基のトイレの強化セメントコンクリートリングビームに石積みを行っている様子 ©JEN
パルワン県チヤリカ地区Hofyan Sharif女子校にて貯水タンクの強化セメントコンクリート壁に鉄筋を設置している様子 ©JEN
パルワン県チヤリカ地区Hofyan Sharif女子高校で防災・減災研修を受ける男性・女性の教師の様子 ©JEN
パルワン県チヤリカ地区Topdara男子高校で防災・減災研修の講義を受ける男性教師の様子 ©JEN
校舎建設活動(カブール市) ©SVA
今年の建設対象校 カブール市の様子 ©SVA
子どもの学校外教育 防災教育ゲーム ©SVA
子どもの学校外教育事業、劇を楽しむ子どもたち ©SVA
設置した学校図書室での移動図書館活動 ©SVA

本プログラムにおける支援活動は終了いたしました。
ご寄付などによるご支援を賜り、誠にありがとうございました。

プログラム概要

最新の「アフガニスタン人道危機対応支援」はこちらをご覧ください。

2021年08月17日:アフガニスタンの情勢の急変とJPFの継続支援について

2010年より5ヵ年計画で、長年の紛争や自然災害、貧困による複合的人道危機の軽減・改善に取り組んできた「アフガニスタン・パキスタン人道支援」プログラムを引き継ぎ、2016年2月より開始した「アフガニスタン人道支援2016」では、教育支援とレジリエンス強化を中心に活動しています。これまでに実施した学校建設・修復、教員研修、地雷回避教育、衛生環境改善事業などの経験を活かし、アフガニスタンの最も脆弱な人々に向けた支援を展開。現地カウンターパートや地域住民と協働し、成果の定着を目標に、確実な支援を実施していきます。

プログラム概要

期間 1年間(2016年2月1日~2017年1月31日)
予算 5.6億円(民間および政府資金)
対象地域 アフガニスタン



目標

慢性的な人道危機状況において、特定のリスクや脅威の影響を受けやすい人々の脆弱性を低減させる。

目指す成果

  1. 特に脆弱層にある人々の公平や教育機会へのアクセスが向上し、教育の質、学習環境が改善される。
  2. 貧困層、女性や障がい者などの脆弱層が保護され、彼らの強靭性(レジリエンス)が強化される。
  3. コミュ二ティの強靭性(レジリエンス)が強化される。

事業・活動地域

最新の事業内容・助成予算・助成期間をご覧いただけます。

活動中の加盟NGO

団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円)
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA) ナンガハル州帰還難民越冬支援 2016/12/4 2017/1/28 28,216,690
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA) 初等教育改善事業 2016/2/15 2017/1/31 132,071,231
特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム(JPF) JPF事務局によるモニタリング及び防災・減災能力強化事業 2016/8/26 2017/1/31 17,957,100
特定非営利活動法人 ADRA Japan(ADRA) バーミヤン州中央郡及びヤカウラン郡における教育環境整備事業 2016/4/1 2017/1/31 113,998,154
特定非営利活動法人 ジェン(JEN) パルワン県における学校環境整備及び衛生教育事業6 2016/3/21 2017/1/31 175,498,994
特定非営利活動法人 CWS Japan(CWS) ナンガハル州ベスード郡・サークロード郡の女子校における就学率及び安全性向上事業 2016/3/1 2017/1/31 11,376,958
特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR) アフガニスタンにおける地域主体型の地雷回避および障がい者支援 2016/2/8 2017/1/31 85,663,867

現地からの声

事業紹介 : シャンティ国際ボランティア会(SVA)

カブールとナンガハルで教育支援を実施中。
学校建設や図書室の整備に加え、今年からは防災教育も始めました。

アフガニスタンは自然災害頻発国であるにもかかわらず、学校での防災教育はほとんど行われていません。そのため、地震や水害、地滑りが起こると多くの子どもたちが犠牲になってしまいます。SVAは防災教育についての教員研修を実施し、学校防災計画の立案や防災授業、避難訓練ができるように支援をしています。また、防災をテーマとする紙芝居を、ダリ語とパシュトゥン語でそれぞれ100部ずつ制作し、子どもたちの防災意識向上を目指しています。

現地からの声

子どもたちには勉強して将来、家計や村に貢献して欲しい。

バナット・カンさん

私の子どもはAARがパキスタン北部のノウシェラに建てた学校の生徒です。私は読み書きが出来ませんが、学校に通う私の4人の子どもには将来、学者になってもらいたいと思っています。私は子どものときから、父の農業を手伝い、今も農業と畜産で生計を立てています。貧しいけれども幸せです。我々が子どもの頃は、教育の重要性について それほど考えられていませんでしたが、今は、教育なしで生きていくことは困難です。子どもが勉強することを サポートし、勉強して、将来、家計や村にも貢献して欲しいと思っています。(AAR事業より)

ご支援いただいた企業・団体

  • フォトボランティアジャパン基金

ご寄付を下さった皆様へ

※税制上の優遇措置が受けられます。

寄付金控除

領収書の発行

※領収書の発行をされた方は応諾書は不要です。

※企業・団体からの寄付の10%、個人からの寄付の15%を事務管理費として活用し、残りの全額は現地での事業費にあてられます。

※「アフガニスタン人道支援2016」プログラムあてにいただいたご寄付のうち、未使用分については、引き続き、「アフガニスタン人道危機対応支援」プログラムに活用させていただきます。

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