医療支援や雨季に対応した生活物資支援

活動レポート

ジャパン・プラットフォーム(JPF)

医療支援や雨季に対応した生活物資支援

ミャンマー中部地震被災者支援

物資配布の様子/2025.04(加盟NGO提供)

  • 物資配布の様子/2025.04(加盟NGO提供)

  • 巡回診療/2025.04.16(加盟NGO提供)

3月28日、ミャンマー中部でマグニチュード7.7の地震が発生しました。震源地は、2021年2月に起きた政変以降、経済的・社会的な混乱から逃れてきた国内避難民が多く住むザガインとマンダレーに近い地域です。
この地震により、多くの人が亡くなり、家屋やインフラが大きく破壊されました。

ザガインの病院を拠点に活動をしていたジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGOも、2棟あるうちの1棟の施設が崩壊するなどの被害を受けました。
今回の地震以前より現地で活動していた強みを活かし、翌日には、支援チームを派遣し、迅速に屋外診療と医療物資の支援を開始しました。以降、ザガインで巡回診療や食料などの物資配布を行ってきました。
震災から1カ月以上が過ぎ、循環診療では、最初は外傷患者が多かったのですが、今は内科的な病気や地震のストレス・疲労による不調が増えており、それに応じた新しい医療が必要とされています。

医療支援のみでなく、雨季に対応し、現地ニーズに合わせた物資支援も行っています。
雨に備えてビニールシートを配布し、例年よりも早く強い雨が続いた地域で支援を受けた方からは、「ビニールシートを頂けたので本当に助かりました」と感謝の声が届いています。

また、現在も余震への不安から夜は屋外で過ごす家族が多く、連日のスコールで安心して休めない状況のため、食料のほか蚊帳を配布しました。

支援を受けた人からは、
「水祭り(ミャンマーの5月の祝祭行事)があり、支援の車も来なくなりました。今後また支援が再開されるか分からず、不安でいっぱいです」
「村では食品の価格が高騰していて、買うことができません。今回のように食べ物を支援してもらえるのは本当にありがたいです」といった声が寄せられています。

今後も現地の方々の支援ニーズにこたえられるよう、加盟NGOの強みやこれまでのミャンマーでの活動経験を活かして、皆さまからのご支援を届けていきます。


※ 安全管理上、「ミャンマー中部地震被災者支援」における事業については、活動団体名と事業名を記載しておりません。

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