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本支援活動は終了しました。寄付などによる
ご支援をいただき、ありがとうございました。
8月19日夜から20日未明にかけ、広島市安佐南区、安佐北区に局地的な豪雨が降り、大規模土砂災害の被害が甚大となっています。広島県警の27日の発表よると、死者は70人、行方不明者は18人。被害の全容はまだ見えない状況が続いており、広島市によると、26日現在、25の避難所において1444人が避難生活を続けています。
JPFでは、被害発生直後から情報収集を開始し、当日20日には迅速な支援活動実施に向けた被害状況等の調査のため、スタッフ1名を現地に派遣しました。これまでに、加盟NGO、広島市、広島市社会福祉協議会、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議、日本青年会議所などから情報収集をし、広島市災害ボランティア本部との調整や、企業に向けた情報提供、マッチングを開始しています。
現場は、支援体制としてボランティアの派遣調整のしくみができつつあるものの、支援ニーズの把握が難しい状況です。JPFでは、これまでの国内外での支援経験が豊富な加盟NGOを中心とする、被災地域のモニタリング体制を構築し、避難所、在宅避難者等からのニーズの把握につとめ、人道的見地から必要な支援につなげることに尽力します。
すでにご支援をお寄せいただいている企業の皆様に心より感謝申し上げます。今後の地元のニーズをふまえ、迅速かつ長期化も視野にいれた支援のため、ぜひ皆様のご協力をお願い申し上げます。
2014年8月27日現在
期間 | 2014年8月20日~2015年8月31日 |
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予算 | 3,465万円(2015年3月末現在の寄付総額) |
対象地域 | 広島市(安佐北区、安佐南区等) |
内容 | 支援調整活動、避難者支援、ボランティア派遣、捜索活動等 |
※予算と対応期間については、今後の現地の状況等に基づき見直すことがあります。
団体名 | 事業名 | 開始日 | 終了日 | 事業予算(円) | 期待される成果 |
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特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン(PWJ) | 安佐南区における交流イベントを通じたコミュニティ強化支援(第2期) | 2015年4月1日 | 2015年8月31日 | 3,589,295 | 新たな土砂災害の発生に住民が不安を抱えているが、災害のリスク低減に欠かせない住民同士のつながり、コミュニティづくりが十分ではない状況に対応するため、住民がイベントに参加することを通じて、コミュニティづくりを促進する。 |
特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン(PWJ) | 安佐南区における交流イベントを通じたコミュニティ強化事業 | 2014年11月16日 | 2015年3月31日 | 6,362,875 | 被災後の地域において住民の繋がりが十分ではない状況に対応するため、住民(特に高齢者)がイベントに参加することを通じて、コミュニティつくりを促進する。 |
特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン(PWJ) | 行方不明者捜索活動および避難所支援 | 2014年8月20日 | 2014年8月26日 | 722,480 | 行方不明者が発生している状況に対応するため、レスキューチームを派遣し捜査・救援活動を行うと同時に、避難所へ必要な生活物資を配布し、避難者およびそのペットへの支援を行う。 |
特定非営利活動法人 難民支援協会(JAR) | 女性・脆弱者を中心とした広島土砂災害被災者への支援事業 | 2014年10月10日 | 2014年12月19日 | 4,017,000 | 避難生活が長引く被災者、公営住宅や民間アパート等に避難、被災した自宅での生活を余儀なくされた被災者等の中でも、女性特有の配慮がなされるよう、アドボカシーを必要とされる支援を実施する。またそうした事業を地元のNPO等と協働することで、持続性を確保する。 |
特定非営利活動法人 難民支援協会(JAR) | 広島土砂災害被災者へのプロテクション事業 | 2014年8月27日 | 2014年10月7日 | 1,704,000 | 支援調整のキャパシティを持つ人材が不足していることに対応し、支援団体間調整会議、ボランティアセンターなどへスタッフを派遣し調整業務およびキャパシティビルディングを行う。また、女性・子どもの保護ニーズにつき行政から聞き取りし、避難所の改善、必要機関への紹介、女性キットの配布を行う。 |
一般社団法人 ピースボート災害ボランティアセンター(PBV) | 広島土砂災害避難住民への傾聴と支援ニーズマッチング | 2014年10月3日 | 2014年11月2日 | 2,592,500 | 新たな土砂災害の発生に住民が不安を抱えているが、災害のリスク低減に欠かせない住民同士のつながり、コミュニティづくりが避難生活の長期化、大雨による新たな被害の恐れなどを抱え住民の不安が蓄積していることに対応し、炊き出しカフェを通じて住民の声を聞き取り、今後の有効的な支援につながるニーズを把握しリストを作成、適切な支援先にマッチングする。また、行政からの情報を住民に広く伝える。 |
一般社団法人 ピースボート災害ボランティアセンター(PBV) | 広島土砂災害避難住民への支援ニーズ調査と支援調整事業 | 2014年8月25日 | 2014年10月2日 | 3,969,300 | 現在、将来にわたる住民の不安や声を聞き取り、今後の有効的な支援につながるニーズを把握すると同時に炊き出しカフェを通じてニーズや不安を出せる場を作る。また、運営サポートを行うコーディネーターおよび現場を取り仕切るボランティアリーダーを派遣し、安全でスムーズなボランティア活動が継続して行われる。 |
特定非営利活動法人 遠野まごころネット(TMN) | 広島市北部土砂災害の被災地へのボランティアコーディネーターの派遣とそれによる効率的復旧支援活動 | 2014年9月8日 | 2014年11月19日 | 2,258,540 | 土砂が堆積し、復旧活動が進んでいないこと、および現地に集まっているボランティアの活動が効率的に実施されていないことに対応するため、ボランティアコーディネーターを派遣し、ボランティアの作業を調整することで、現地ボランティアセンターの負担を軽減することで被災地の普及を促進する。 |