2016年4月16日、熊本地震本震直後から現地入りしたJPFは、国内外における支援経験をもとに、災害弱者やジェンダーヘ配慮しながら緊急支援を実施。同年10月以降は第2フェーズとして、「復興期の仮設支援」、「地元主導の生活再建を支える人材育成」、「人材を支える基盤整備」を3本柱に、地元の人々が力を合わせて復興に向かう「地域力強化」を目指す事業を展開しました。
2017年度から展開してきた「人材を支える基盤整備」では、KVOADと協働、伴走しながら、熊本の底力をサポートしてきました。第3期(2020年8月~2021年7月)の活動を最終として、地元への助成事業を終了しました。
2021年8月からは、本プログラム全体の評価活動と、得られた知見をまとめる事業を実施しています。
期間 |
2016年4月16日~2022年7月31日
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予算 |
469,088,412円(民間資金)
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加盟NGOの16団体:AAR/BHN/GNJP/HuMA/JAFS/JAR/JEN/JPF/MDM/OBJ/PBV/PW/RJP/SCJ/SEEDS/WP
※RJPは2018年12月退会、WPは2019年6月退会
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
プログラム評価と知見のまとめ、および県域中間支援団体の体制強化事業
期間21.8.1 - 23.2.28
金額25,955,204円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
九州地方広域災害支援調整およびモニタリング事業6
期間20.4.1 - 21.7.31
金額28,691,700円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
九州地方広域災害支援調整およびモニタリング事業5
期間19.4.1 - 20.3.31
金額12,042,200円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
九州地方広域災害支援調整およびモニタリング事業4
期間18.4.1 - 19.3.31
金額31,356,200円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
支援団体、被災者、行政等の連携促進活動の支援
期間18.4.1 - 19.3.31
金額46,066,704円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
九州地方広域災害支援調整およびモニタリング事業3
期間17.4.1 - 18.3.31
金額 25,455,800円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
熊本県被災地における支援団体、被災者、行政等の連携促進活動の支援
期間17.3.20 - 18.8.31
金額56,660,000円
ピースウィンズ・ジャパン(PW)
益城町における仮設住宅自治会運営支援
期間17.2.1 - 18.1.31
金額15,595,316円
アジア協会アジア友の会(JAFS)
益城町における仮設団地の独居高齢者に対する見まわり支援および自治会活動支援事業
期間17.1.20 - 17.7.18
金額8,481,376円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
熊本県の復興支援に従事する人材の育成事業 ※期間が延長されました。
期間16.12.1 - 18.12.31
金額46,186,147円
アジア協会アジア友の会(JAFS)
益城町の仮設住居移住者への地域見守り支援事業
期間16.9.10 - 16.10.15
金額3,382,727円
ピースウィンズ・ジャパン(PW)
益城町における避難所運営支援
期間16.9.7 - 16.11.30
金額37,231,567円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
九州地方広域災害支援調整およびモニタリング事業2
期間16.8.16 - 17.3.31
金額22,791,795円
グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)
災害ボランティアセンター運営支援2
期間16.8.1 - 16.10.15
金額2,056,596円
ピースボート災害支援センター(PBV)
仮設住宅物資支援
期間16.7.29 - 16.10.15
金額15,158,434円
オペレーション・ブレッシング・ジャパン(OBJ)
仮設住宅への転居支援と被災住宅の補修支援
期間16.7.21 - 16.10.15
金額9,867,330円
SEEDS Asia(SEEDS)
避難所支援
期間16.6.3 - 16.10.15
金額7,270,110円
BHNテレコム支援協議会(BHN)
パソコン環境整備・運用支援
期間16.6.2 - 16.10.15
金額18,804,170円
メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(MdM)
親子支援
期間16.6.1 - 16.9.30
金額7,743,720円
RJP
母子支援
期間16.5.30 - 16.9.29
金額5,840,064円
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)
子どもの保護、防災
期間16.5.16 - 16.6.17
金額27,768,160 円
SEEDS Asia(SEEDS)
初動調査
期間16.5.16 - 16.5.23
金額576,320円
アジア協会アジア友の会(JAFS)
避難所運営支援
期間16.5.11 - 16.9.7
金額19,581,495円
JAR
熊本県内における多様性に配慮した避難所運営へ向けた支援
期間16.5.10 - 16.6.1
金額1,209,280円
災害人道医療支援会(HuMA)
医療支援
期間16.5.2 - 16.5.26
金額8,259,542円
ピースウィンズ・ジャパン(PW)
避難所支援
期間16.5.1 - 16.7.31
金額37,559,400円
グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)
ボランティアセンター運営支援
期間16.5.1 - 16.7.31
金額1,864,414円
JAR
熊本県内におけるマイノリティ・脆弱者グループ被災者支援に向けた状況調査事業
期間16.4.30 - 16.5.6
金額927,134円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
九州地方広域災害支援調整およびモニタリング事業
期間16.4.30 - 16.8.15
金額10,170,500円
WP
熊本県益城町の避難所における炊き出し支援
期間16.4.30 - 16.5.29
金額3,828,000円
ジェン(JEN)
訪問入浴車サービス
期間16.4.28 - 16.6.26
金額20,630,640円
災害人道医療支援会(HuMA)
現地での医療活動の状況等を調査。次期本隊医療支援活動の必要性のチェック、ニーズの確認を行う
期間16.4.25 - 16.5.5
金額1,735,762円
AAR Japan[難民を助ける会](AAR)
熊本地方における生活必需品、食料配布。障がい者支援。
期間16.4.21 - 16.6.30
金額16,900,902円
アジア協会アジア友の会(JAFS)
熊本市内を中心とした被災地や避難所を訪問し、支援調整や調査。炊き出しや物資配布
期間16.4.21 - 16.4.27
金額1,810,020円
ピースウィンズ・ジャパン(PW)
益城町の避難所にて、女性専用、ペット連れ専用に設置したバルーンシェルターを活用し、避難所運営を支援
期間16.4.18 - 16.4.30
金額3,746,200円
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
熊本地震現地調査事業
期間16.4.16 - 16.4.29
金額1,106,900円
支援の輪をつなぐボランティア情報、連携して発信。
熊本日日新聞社 編集委員兼論説委員
小多 崇さん
災害取材を通し危機感を覚えるのは、公的支 援が及ばず「置いてきぼり」になる被災者の存在。人々の声を掘り起こし、支援につなげようとKVOADと連携し、より実践的な情報発信に取り組みました。現場の支援ニーズと支援したい人々の意欲を結ぶ情報を、2017年夏から2年9カ月間、朝刊に週1回掲載。具体的な支援 活動への橋渡しに努めました。(JPF事業より)
震災復興に向けた地域とボランティアの協同
熊本県社会福祉協議会 地域福祉部
池尻憲二さん
県社協では、KVOADと一緒に被災者支援 に取り組んできました。復興には、住民とボランティアの協同のための仕組みづくりが必要 と考え、人と地域をむすぶ情報誌「むすぶっく」をKVOADやバルビーとともに作成しました。冊子を見た住民や支援関係者から相談されることもあり、繋がりのツールとなっている事を嬉しく思います。(バルビー事業より)
大変な仮設住宅の生活で友達ができました
佐藤紀美子さん
熊本地震で被災し仮設住宅にいましたが、夏は暑く冬は寒いで大変でした。現在は災害公営住宅にいますが、カセスル熊本が開催してくれた「ちょい飲み居酒屋」や「なつかし映画鑑賞会」は楽しい思い出です。そこで出来た友達にまた会いたいです。(カセスル熊本事業より)
【御礼】「九州地方広域災害被災者支援」に企業・団体の皆さまからご寄付・ご協力のお申し出をいただきました
4月14日午後9時26分に発生したマグニチュード6.5の地震、16日午前1時25分に発生したマグニチュード7.3の地震を中心に続発している、熊本県をはじめとする九州地方における地震の被災者支援のための「九州地方広域災害被災者支援」に企業・団体の皆様からサービスなどによるご協力のお申し出をいただきました。
ご支援をお申し出くださった企業・団体の皆さまは下記のとおりです。
改めて深く感謝申し上げますとともに、ご提供頂いたご支援を、ジャパン・プラットフォームとして責任をもって、支援を必要としている方々のために適切かつ有効に活用してまいります。
寄付の受付は終了しました。
ありがとうございました。