「アフガニスタン東部地震被災者支援2025」決定(寄付受付中)

昨年に引き続き、福岡第一高等学校と第一薬科大学付属高等学校2年生(約750名)の皆さま向けに、JPF加盟NGOであるピースウィンズ・ジャパンがオンライン講演を行いました。「自分たちの暮らす地域以外にも興味を持って、学びのある旅にしてほしい」という先生方の思いから、修学旅行の事前学習の一環として開催されたものです。
ピースウィンズは難民支援や緊急災害支援を行う「あきらめない」NGOです。
難民の説明では、「万が一日本に住めなくなって、他国に行って、限られた場所で生活することを想像してください。家族はいますか? 一緒にボートに乗れましたか? 食べるものがない、住む場所も仕事もない。どう感じますか?」と、わかりやすい言葉で語りかけ、支援が必要になってしまう人々の現実を紹介しました。
また、4つに分かれた修学旅行コースのひとつである韓国では、3月に大規模な山火事が発生し、ピースウィンズは緊急支援活動を展開しました。物資配布や医療などの供給だけでなく、被災者の心のケアまで行うきめ細やかな活動内容に、生徒の皆さんは感心していました。

最後に、講演を聞いた生徒さんからメッセージをいただきました。
「炊き出しなど、災害の現場で僕たちは直接的な支援はなかなかできないけど、募金など間接的な支援ならできるな、と思いました」
「将来、NGOで働くという選択肢もできた」
NGOの活動に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
修学旅行が実り多きものなりますよう、祈念しております。

福岡第一高等学校と第一薬科大学付属高等学校は、今回が初めての17 GOALs PROJECT参加となりました。約650名の生徒さんにむけて、オンラインで講演会を開催しました。多くの生徒さんにJPF加盟NGOの活動を紹介させていただく機会となりました。


今回の講師はJPF加盟NGOのピースウィンズ・ジャパンで広報を担当する中橋さんです。
就職先にNGOを選んだ経緯や、バングラデシュやケニアの難民キャンプでの経験を、動画を交えながらご紹介しました。あまり年齢の変わらない中橋さんの体験談に、生徒の皆さんはとても興味を持ち聞き入ってくださいました。
講演後、生徒の皆さんからはたくさんの質問をいただきました。「NGOに寄付したお金はどのように使われるのですか」「ひとつの支援活動で何人くらいのスタッフが動くのですか」「今まで行った国で一番支援が必要だと思った国はどこですか」など、さまざまな質問が出てきて先生も驚かれていました。
このほか「海外でボランティアをするのに必要なスキルは何か」「野球の道具を難民キャンプに寄付できるか」といった具体的な質問もあり、講演を通じてすぐに「何か行動したい」と感じてくださった生徒の皆さんの頼もしい姿に、私たちも勇気をいただきました。
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