「アフガニスタン東部地震被災者支援2025」決定(寄付受付中)
2025.11.10
スーダンでは2025年10月26日、国軍と対立する即応支援部隊(RSF)が2年半にわたる内戦の末、スーダン西部に位置する北ダルフール州の州都ファシェルを制圧。人道危機が急激に高まっています。ファシェルでは暴力の過激化が伝えられ、8万1,000人以上が周辺の村へ避難しています※1。
また食料安全保障を測るツールである総合的食料安全保障レベル分類(IPC)は11月3日、ファシェルとスーダン南部の南コルドファン州カドグリで、食料不安の最も深刻な状況を示す「飢きん(IPCフェーズ5)」に達したと発表しました。この地域で37万5,000人がIPCフェーズ5レベルの極度の栄養失調と死の危険に直面しているほか、スーダン全土で2,100万人以上(9月時点)が深刻な食料不足による人道危機に瀕しています※2。これは避難先においても食料、水、医療が著しく不足し、極度の飢餓と感染症リスクが高まっていることを示しています。
こうした状況からジャパン・プラットフォーム(JPF)は、11月10日、スーダン西部 ダルフール地域とコルドファン地域を対象に、救助医療、食料・水配布、物資配布といった緊急支援の実施を決定しました。
※1 IOM, DTM Sudan Flash Alert: Al Fasher (Al Fasher town), North Darfur (Update 108): 05 November 2025
※2 ICP, Sudan: IPC Acute Food Insecurity Snapshot l September 2025 - May 2026, 3 November 2025
| 対応期間 | 6カ月 |
|---|---|
| 対象地域 | スーダン西部 (ダルフール地域、コルドファン地域) |
| 活動予算 | 1億円(令和7年度政府緊急準備金) |


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