「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ジャパン・プラットフォームは2010年7月より展開してきました「アフガニスタン・パキスタン人道支援プログラム」について下記の通り終了時評価調査コンサルタントを募集します。
① 簡易プロポーザル:5部
コンサルタントの履歴、類似業務(評価調査、アフガニスタン、パキスタンでの業務)の経験、
調査方針(プログラムおよびプロジェクト(事業)の評価調査の方法、現地コンサルタント、
作業工程、バックアップ体制等)を記載してください。
② 見積書 :5部
③ 現地コンサルタントの類似業務経験を記載した履歴書:5部
④ 英語能力認定書の写:1部
⑤ 過去の類似業務の成果物:1部
提出期限:4月30日(正午12時まで) 提出場所:JPF事務局
提出された応募書類は、JPF事務局の審査委員会が簡易プロポーザルを精査して決定する。
プロポーザル評価項目及び配点
(1)業務の実施方針等
① 業務実施の基本方針 35
② 業務実施上の実施体制・バックアップ体制等 5
(2) 業務従事予定者の経験能力等
① 類似業務の経験 30
② 現地コンサルタントの業務経験・実施体制 15
③ 対象国又は同類似地域での業務経験 10
④ 語学力、その他学位、資格等 5
合計 100点
類事業務 | 各種評価調査 |
対象国/類似地域 | アフガニスタン、パキスタン、その他南アジア、中東 |
語学の種類 | 英語 |
ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、アフガニスタン・パキスタンの長年の紛争や貧困による「複合的人道危機」の軽減・改善を目的に、2010年7月から5年半の予定で「アフガニスタン・パキスタン人道支援複数年プログラム」を展開しており、2010年のプログラム開始から現在までの間に、10の加盟NGOによって55のプロジェクト(事業)が実施されてきた。
本プログラムでは国連をはじめとする国際社会の人道支援戦略に則りながら、JPFの特性と現地のニーズを踏まえ、①社会基盤の整備(学校建設、基礎インフラ整備など)、②教育・保健の強化(教員研修、保健衛生教育など)、③平和構築(地雷回避教育、IDP生計支援など)の3つを主な支援分野としている。事業の実施にあたっては、行政職員や地域住民などカウンターパートの能力強化・参加促進に特に留意し、成果の持続、自立発展性の確保に努めている。
2013年には「複合的人道危機軽減のインパクト検証」と「実施支援体制の適切さと課題の検討」という観点から中間評価を実施し、プログラム開始から2年半の間に達成した成果が確認できた一方、プログラム運営における課題点や提言がいくつか導かれた。それを受けて本プログラムに関わる活動団体(ワーキンググループ、WG)とJPF事務局は協議を重ね、提言を踏まえたアクションプランを策定・実行してきた。アクションプランの一環として、プログラム後半の2年間はプログラム終了後も現地で効果が持続するよう「人づくり」を重点課題に設定し、2014年には現地コンサルタントを傭上してのモニタリングを実施するなど、プログラムの改善を図ってきている。
今回実施する終了時評価では、2016年1月のプログラム終了を控え、これまでの5年間でのプログラムとしての活動実績・成果を評価、確認する。その上で、現在及び今後のアフガニスタン・パキスタン両国の情勢分析や他の支援団体の支援動向も踏まえて、今後JPFが両国で新たな支援プログラムを立ち上げることの妥当性や支援内容・方法についての提言を導くことを目的とする。またJPF事務局及びWGが中間評価で導き出された提言をどのようにプログラム運営の改善につなげたかも評価の対象とする。
コンサルタントは、本プログラムの当初計画と比較しての活動実績、計画達成状況の確認およびDAC評価5項目に沿った評価を行うために、必要なデータ・情報を収集・整理し、分析する。具体的担当事項は次のとおりとする。
(1)準備期間(2015年6月~7月上旬)
(2)現地調査期間(2015年7月上旬~8月中旬)
(3)整理期間(8月中旬~下旬)
特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム
海外事業部 鳴海(ナルミ)・冨澤
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