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東ティモールでは、3月29日から4月4日に掛けて豪雨が降り続き、かつてない規模の水害と土砂災害が発生しています。全土8県で死者は40人以上※1、被災者は1万人以上※2にのぼります。特に被害が集中した首都ディリでは、避難者が9700人以上でており、避難所では水・衛生施設、清潔な飲み水や食料、生活に必要な物資、医療品などの支援が早急に必要とされています※1。
JPFは、現地被災状況およびニーズ調査、また緊急の物資配布のため、4月7日にPWJとPARCICによる緊急初動調査を決定いたしました。
両団体はディリにおいて、現地政府、国連諸機関、NGO関係者と連携しながら、緊急に必要とされている水や食料品などを届けつつ、被害状況の調査を実施していきます。市内の小学校・中学校の被災状況を把握し、学校再開のための支援ニーズも調査します。
今回の豪雨により、新型コロナウイルス感染陽性者の隔離施設やPCR検査の検体を確認する国立試験所、国立医薬品倉庫が浸水し、さらに、避難所での感染拡大も懸念されています。PWJとPARCICは、感染対策を取りながら調査を実施していきます。
今後の状況につきましては、随時JPFウェブサイト、Facebookでご報告いたします。
※1 Timor-Leste Floods - Flash Update No.2 (As of 7 April 2021)
※2 Timor-Leste Floods - Flash Update No. 1 (As of 5 April 2021)
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