ジャパン・プラットフォーム（JPF）は、2025年11月28日にスリランカに上陸したサイクロン「ディトワ」による甚大な被害を受け、緊急支援＆現地ニーズ調査を開始いたします。

＜被害状況について＞
2025年11月28日にスリランカに上陸したサイクロン「ディトワ」は、スリランカ全域で大規模な洪水と地滑りを引き起こしました。災害規模は非常に深刻でスリランカ政府は国際社会からの支援を要請しています^※。

• ・全25県にわたって99万8,918人（27万3,606世帯）が被災^※
• ・18万499人が政府の提供する施設に避難^※
• ・212人が死亡、218人が行方不明^※

死傷者の大部分は、中部山岳地帯のキャンディ県とバドゥラ県に集中しています。土砂崩れなどで孤立状態の地域もあるとみられますが、通信障害や停電のため救助活動は難航しており、被害の全容はまだ明らかになっていません。

＜JPFによる支援について＞
JPFは、加盟NGOのピースウィンズ・ジャパン（PWJ）を通じて、現地の被災状況や支援ニーズ調査を行い、必要に応じて生活物資、水、衛生用品などの提供や医療支援など被災者の命と生活を守る支援を行います。PWJは、2009年より現地で活動しており、長年の経験や行政や関係者とのネットワークを活かしながら迅速な支援を行っていきます。

※: Flash U0date 2 Sri Lanka: Tropical Cyclone Ditwah, （2025年11月30日）

今後起こりうる災害や紛争の緊急初動調査のための資金にご賛同いただける方は、以下の方法でご支援ください。
※特定の支援活動へのご寄付ではなく、JPFの活動全般へのご寄付となります。

※恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください。

※通信欄に「一般寄付」とお書き添えください。
※恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください。

【特定非営利活動法人（認定NPO法人）ジャパン・プラットフォームについて】

コソボ紛争の経験を教訓に、NGO、経済界、政府の対等なパートナーシップのもと、2000年に発足した日本の緊急人道支援のしくみ。平時より、3者および多様な人々が、強みや資源をいかして連携できるプラットフォームとして機能し、国内外の自然災害による被災者、紛争による難民・国内避難民に、迅速かつ効果的に支援を届けています。これまでに65以上の国・地域において、総額967億円以上、2,400事業以上の人道支援を展開。各得意分野を持つ45以上の加盟NGOをさまざまな形でサポートしながら、緊急人道支援のプロフェッショナルとして、支援を必要とする人々のニーズに根ざした活動をしています。