ウガンダ国内コンゴ民主共和国難民緊急対応支援

子どもたちとの話し合いの様子 ©Save the Children

月経衛生管理キットを受け取る女子生徒たち ©PW

ウガンダ西部のチャカⅡ難民居住区における難民へのインタビュー ©PW

ウガンダ西部のチャカⅡ難民居住区レセプションセンター ©PW

ウガンダ南西部におけるコンゴ民主共和国難民の子どもの保護事業1 ©Remon Musabe/ Save the Children

ウガンダ南西部におけるコンゴ民主共和国難民の子どもの保護事業2 ©Kanako Sakae/ Save the Children

修理したハンドポンプ式井戸を確認するスタッフ©ピースウィンズ

新型コロナウイルス感染予防啓発ポスターを配付©ピースウィンズ

破損したハンドポンプ式井戸を調べるスタッフ©ピースウィンズ

このプログラムが取り組むSDGs

4 質の高い教育をみんなに 5 ジェンダー平等を実現しよう

プログラム概要

ジャパン・プラットフォームは、ウガンダへの流入が続くコンゴ民主共和国の難民を支援するため、2019年1月28日に出動を決定しました。

  • コンゴ民主共和国(以下DRC)は、2018年末の大統領選挙の結果、18年ぶりの政権交代が行われましたが、国内の情勢は悪化しました。選挙後にはウガンダと国境を接する東部地域などで民族間の武力衝突が激化し、2018年末時点で31万人以上※1と見られていたDRCからウガンダへの難民の数は、2019年 6 月に発生したイトゥリ州における広範囲の暴力行為によって、約 36 万人の避難民が生じたとされています。※2
  • ウガンダに逃れた難民の55%が18歳以下の子どもであり、避難の過程でリスクにさらされ、避難先の生活においても強いストレスにさらされています。DRC難民児童の就学率は初等教育で47%、中等教育ではわずか8%となっており、多くの子どもたちが教育機会を逸しています※3
  • また、DRCやウガンダ国内でのエボラ熱の感染拡大に伴い、感染症のリスクへの対応として、感染予防、必要な医薬品の備蓄、医療関係者の能力強化等、医療保険分野のニーズも高まっています。
  • DRCからの難民急増をうけて、ウガンダ政府は、難民居住区において、国連機関、NGOとの支援活動を展開する一方で、援助資金が不足する状態が続いています。ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、支援ニーズに鑑み、2019年1月に出動を決定。2022年度は、学校のトイレ・更衣室・手洗い場の設置や衛生啓発活動のほか、トイレ建設では難民やホストコミュニティの雇用機会創出に努めました。

※1:UNHCR, Uganda Operational Update (December 2018)
※2:UNHCR, DRC Influx Dashboard Joint Border Mentoring Uganda Refugee response (June 2019)
※3:UNHCR, The Democratic Republic of Congo Regional Refugee Response Plan January 2019 - December 2020 (June 2019)

期間

2022年5月~2023年5月

予算

約4千万円(2022年度当初予算:39,114,570円)

対象地域 ウガンダ
  • プログラム期間・予算・対象地は、現地の状況に応じて適宜見直しを行います。
過去のプログラム概要はこちら

2021年3月1日~2022年3月31日のプログラム概要

期間

2021年3月1日~2022年3月31日

予算

1億2,372万4,000円

対象地域 ウガンダ

2020年11月1日~2021年10月31日のプログラム概要

期間

2020年11月1日~2021年10月31日

予算

7,500万円

支援内容 保護、教育、水衛生など
対象地域 ウガンダ国内

2019年5月1日~2020年10月31日(緊急対応期)のプログラム概要

期間

2019年5月1日~2020年10月31日(緊急対応期)

予算

3.21億円(政府支援金)
※予算額を2.56億円から3.21億円に増額しました(2020年3月4日)

支援内容 初動調査、子どもの保護、教育、水衛生、保健、生計支援など
支援団体 PW、SCJ、AAR
対象地域 ウガンダ国内

対応計画

2022年度の対応計画

  1. 背景
  2. これまでのJPFによる支援実績
  3. 優先事項
  4. 対応方針
  5. セクター別支援計画
  1. 背景
  2. これまでのJPFによる支援実績
  3. 優先事項
  4. 対応方針
  5. セクター別支援計画

過去の対応計画

活動レポート

  • セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)

    子ども・青年への起業支援を実施

  • セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)

    ライフスキル・セッションを開催

  • セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)

    子ども・青少年の保護事業

  • AAR Japan[難民を助ける会](AAR)

    通学継続に課題を抱える児童への教育支援

  • AAR Japan[難民を助ける会](AAR)

    教育の必要性に対する保護者の理解促進を促すワークショップ...

  • 子ども主体の啓発活動の実施

    AAR Japan[難民を助ける会](AAR)

    子ども主体の啓発活動の実施

  • ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)

    難民居住地区における感染症予防給水衛生支援

  • 子どもたちのグループ活動を土台とした支援

    セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)

    子どもたちのグループ活動を土台とした支援

  • 難民居住地やホスト・コミュニティにおける子どもの保護

    セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)

    難民居住地やホスト・コミュニティにおける子どもの保護

  • 難民居住地における感染症予防

    ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)

    難民居住地における感染症予防

もっと見る
閉じる

活動中の加盟NGO

活動地域の地図

  • ピースウィンズ・ジャパン

    ウガンダ西部チャカII難民居住地区における給水衛生支援

    期間22.10.1 - 23.7.31

    金額39,114,570

  • セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

    ウガンダ南西部におけるコンゴ民主共和国難民及びホスト・コミュニティの子ども・青少年の保護事業

    期間21.12.1 - 22.8.14

    金額29,798,823

  • AAR Japan[難民を助ける会]

    ウガンダ共和国西部コンゴ民主共和国難民居住地における教育支援(第3期)

    期間21.10.18 - 22.5.13

    金額30,201,177

  • ピースウィンズ・ジャパン

    チャカⅡ難民居住地区における新型コロナウイルス感染症予防給水衛生支援

    期間21.3.31 - 22.3.30

    金額63,724,000

  • セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

    ウガンダ南西部におけるコンゴ民主共和国難民及びホストコミュニティの子ども・青少年の保護事業

    期間21.3.26 - 21.10.31

    金額22,029,178

  • ピースウィンズ・ジャパン

    ウガンダ西部におけるコンゴ民主共和国難民・ホストコミュニティへの給水衛生環境改善支援

    期間21.2.16 - 21.10.15

    金額26,525,199

  • AAR Japan[難民を助ける会]

    ウガンダ共和国西部コンゴ民主共和国難民居住地における教育支援

    期間21.2.1 - 21.7.31

    金額26,445,623

  • ピースウィンズ・ジャパン

    ウガンダ西部におけるコンゴ民主共和国難民への給水衛生環境改善支援

    期間20.6.9 - 21.2.15

    金額61,596,769

  • セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

    ウガンダ南西部におけるコンゴ民主共和国難民の子ども・青少年の保護事業

    期間20.4.3 - 22.8.14

    金額29,798,823

  • AAR Japan[難民を助ける会]

    ウガンダ共和国西部コンゴ民主共和国難民居住地における教育支援

    期間20.4.3 - 21.1.31

    金額65,000,000

  • ピースウィンズ・ジャパン

    ウガンダ西部におけるコンゴ民主共和国難民への衛生環境改善支援

    期間19.11.18 - 20.6.8

    金額38,403,231

  • ピースウィンズ・ジャパン

    ウガンダにおけるコンゴ民主共和国難民支援立ち上げ調査

    期間19.7.7 - 19.7.31

    金額2,624,952

  • AAR Japan[難民を助ける会]

    ウガンダ南西部地域おけるコンゴ民主共和国難民支援案件形成調査

    期間19.6.5 - 19.6.18

    金額2,110,890

  • セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

    ウガンダ南西部におけるコンゴ民主共和国難民の子どもの保護および青少年の能力強化支援事業

    期間19.5.1 - 19.12.15

    金額50,000,000

もっと見る
閉じる

現地からの声

学校で友だちと学んでいるときが一番楽しいです。

現地からの声

ネマ・シエラさん(17歳)

2017年にDRCから逃れてきましたが、両親はまだ母国にいます。学校で友達と将来につ いてよく話します。私は教師になって母国の子どもたちに英語を教えてあげたいです。AAR の「女子教育クラブ」がとても好きです。月経について学んだので、友達が不安にならないよう助けられます。女子教育について英語でディベートするのも楽しみです。(2020年度AAR事業より)

ページトップ

今、知って欲しいJPF最新のお知らせ

「令和6年能登半島地震 被災者支援」プログラム決定(寄付受付中)

「令和6年能登半島地震 被災者支援」プログラム決定(寄付受付中)

ガザ・武力衝突激化から2カ月:朝日Re:Ron JPFガザ地区支援 評価担当スタッフ記事 (12/8 22:50まで無料)

ガザ・武力衝突激化から2カ月:朝日Re:Ron JPFガザ地区支援 評...

継続的に人道支援活動を支える マンスリーサポーターのご案内

継続的に人道支援活動を支える マンスリーサポーターのご案内

JPF公式YouTube番組「ソーシャルグッド タイムズ」 本日より配信開始

JPF公式YouTube番組「ソーシャルグッド タイムズ」 本日より配...

「ガザ人道危機対応支援」決定(寄付受付中)

「ガザ人道危機対応支援」決定(寄付受付中)

ウクライナ人道危機2022(寄付受付中)

ウクライナ人道危機2022(寄付受付中)

ふくしま「ともつく」基金を開始(公募受付中)

ふくしま「ともつく」基金を開始(公募受付中)

「パレスチナ・ガザ人道支援」 現地からの声

「パレスチナ・ガザ人道支援」 現地からの声