命を守り、迅速に支援を開始するために~発災直後に行う 緊急支援&現地ニーズ調査~

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命を守り、迅速に支援を開始するために~発災直後に行う 緊急支援&現地ニーズ調査~

岩手県大槌町、2011年3月21日©AAR Japan/Yoshifumi KAWABATA

JPFの「緊急支援&現地ニーズ調査」

ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、災害や紛争が発生した際にいち早く現地入りして状況を把握し、命を守る緊急支援とニーズに合った支援立ち上げができるよう努めています。
早ければ発災当日に緊急支援と被害状況や現地ニーズの調査を開始します。

東日本大震災の発生から3時間以内に出動を決定

JPFは、2011311日当日の東日本大震災の際にも、地震の発生から3時間以内に出動を決定し、「東日本大震災被災者支援」を開始しました。
それまでの海外での支援経験をいかし、命を守る緊急支援とニーズに合った支援立ち上げのために、迅速に被災した福島、宮城、岩手にむかいました(現在の「緊急支援&現地ニーズ調査」)。

©国境なき子どもたち


※その後、すぐに仙台に事務所を設立し、岩手、宮城、福島の各県に常駐スタッフを配置し、被災された方々や地元のNPO、支援団体、自治体と情報共有、連携しながら、支援活動を展開。震災10年目からは、福島の復興長期化を見越して「福島支援強化」方針で福島の課題に対応しました。
障害を持たれた方、女性、子ども、高齢者など、それぞれの立場に合わせたきめこまかい支援は民間、NGOだからこそできる支援です。
被災者の声に耳を傾け、地元NGOに寄り添い、地域主体の復興を目指して、現地の方々と共に歩みを進め、14年間支援を継続しました

避難所となった体育館への支援物資の搬入 ©ピースウィンズ・ジャパン

宮城県南三陸町での炊き出しの様子 ©JAFS

「緊急支援&現地ニーズ調査」とは

JPFでは、命を守るための緊急支援、今後の効果的な支援展開のための現地ニーズ調査として、主に以下のような活動をします。

緊急支援

  • 救助活動(災害救助犬の活用など)
  • 臨時診療所の開設などの医療活動
  • 緊急物資配布(例:水、食料、生活必需品、毛布、テント)


など、命を守るための ①救助医療、②食料配布、③物資配布、④給水 の分野の支援を届けます。

現地ニーズ調査

  • 現地被災状況の把握
  • 避難者の健康状態、必要物資や支援ニーズのヒアリング、情報収集 
  • 各支援関係者との連携調整

などが、 今後の支援事業を検討するうえで重要な判断材料となります。 

命を守り、「今、必要としている」支援を届けるために

命を守り、真に被災者のためになる支援を届けるためには、これまでの支援経験からの対応はもちろん、刻々と変わる現地の支援ニーズを逃さないことが重要です。

被災地域や被災者の方によって「今、必要な」支援は異なるため、各方面と連携の上、被災された方々の状況や支援ニーズに関する情報収集が必須です。

特に発災直後は刻々と状況が変わるため、実際に現地に入って、自分たちの目で見て、現地の方々の声に耳を傾けることが重要です。

【フィリピン・セブ島沖地震】
タビュエランの市長と面会。被害状況とニーズのヒアリングを行う ©ピースウィンズ・ジャパン

JPFのこれまでの緊急支援&現地ニーズ調査の事例

事例①:令和6年能登半島地震 被災者支援(現:能登半島災害支援(地震・豪雨))

令和6年能登半島地震 発災直後の状況

  • 2024年1月1日石川県能登地方でマグニチュード7.6の大地震が発生
  • 死者260人、家屋の被害は12万棟以上の大きな被害
  • 地震の影響で道路が寸断され、電気・ガス・水道などライフラインが停止

JPFの発災直後の動き

JPFは発災当日に緊急支援&現地ニーズ調査の実施を決定、翌日加盟NGOピースウィンズ・ジャパンが現地入りし以下を実施しました。

  • 被災状況や支援ニーズの調査
  • 捜索・救助支援
  • 医療支援
  • 緊急物資支援

など


被災地域へ向かう緊急支援&現地ニーズ調査/2024.01.02 ©ピースウィンズ・ジャパン

避難所で継続的な情報収集を行い、一部で臨時診療所も開設


避難所で継続的な情報収集を行い、一部で臨時診療所も開設_緊急支援&現地ニーズ調査/石川県珠洲市/2024.01.03 ©ピースウィンズ・ジャパン

災害救助犬とともに捜索・救助活動


災害救助犬とともに捜索・救助活動_緊急支援&現地ニーズ調査/石川県珠洲市/2024.01.03 ©ピースウィンズ・ジャパン

事例②:モロッコ中部地震被災者支援2023

モロッコ中部地震2023 発災直後の状況

  • 2023年9月8日、モロッコでマグニチュード6.8の地震が発生
  • 3,000人近くが死亡、38万人が被災
  • 多くの人が就寝した深夜に発生
  • レンガやモルタルなど地震に弱い建物が多かった

※OCHA, Morocco Earthquake: Situation Report #2, 14 September 2023

JPFの発災直後の動き

JPFは地震発生の2日後、加盟NGOピースウィンズ・ジャパンが現地入りし、以下を実施しました。

  • 被害の大きい地域周辺での被災状況や支援ニーズの調査
  • 水、食料、生活物資などの緊急配布

など

現地の状況や被災者ニーズを確認


地震発生翌々日に決定した緊急支援&現地ニーズ調査の様子/2023.09.11 ©ピースウィンズ・ジャパン

不足している水や食料など物資支援を実施


緊急支援&現地ニーズ調査では、被災者ニーズ調査および不足している水や食料など物資支援も実施/2023.09.11 ©ピースウィンズ・ジャパン

あなたもJPFの一員になりませんか

JPFは、日本や世界の人道危機下で弱い立場にある方々にいち早く支援を届けるためこれからも尽力していきます。

発災後、迅速に支援を展開するためには、皆さまの平常時からのご支援が必要です。
この機会に、人道危機やその支援に目を向けてみませんか。
あなたの参加をお待ちしています。

※今回ご紹介したコラムは、2024年7月にJPF公式Instagramに投稿したものです。

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