人道支援について知りたい
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【GBV】女性・女子のための生理用品、下着、石鹸などの配布 ©WVJ
これらに取り組むことで…
さらに持続的な平和を実現できるという考え方
2000年、国連は
などの重要性を定めました(決議1325)
~日本ならではの取り組み~
災害・紛争時には、女性や子どもは最も弱い立場におかれやすく、その保護やニーズへの対応が重要です。
~人道危機下での女性の困難の例~
JPFは女性たちの命と尊厳を守り、平和や安全のために女性が参画することを大切にして、支援を実施しています。
活動団体:日本インターナショナル・サポート・プログラム(JISP)
トルコ南東部地震被災者支援2023
2023年2月の地震では、トルコ・シリアの被災地でベビー・フレンドリー・スペースを設立し妊産婦や子どもたちが安心して過ごせる場所、物資、必要なケアを提供しました。
提供スペース・物資の例:
カフェコーナー、乳幼児の遊び場、授乳室、昼寝室、カウンセリング、衛生用品、栄養食品、生活用品
活動団体:ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)
ミャンマー避難民人道支援
ミャンマー避難民キャンプでは先が見えない生活に暴力なども増えています。WVJは2019年より、女性や女児が安全に過ごせる生活環境を築くための取り組みを行っています。
・生活必需品(生理用品、懐中電灯、下着等)の配布
・安全対策のための街灯設置
・ケースワーカーの相談対応
・料理や裁縫教室の開催
・男性、青年男子、地域のリーダーへの啓発
活動団体:ジャパン・プラットフォーム(JPF)
西日本豪雨被災者支援2018
災害時の避難所の運営では、自治会長など地元の男性がリーダーとなるケースが多数です。
女性が運営スタッフに入り、女性や高齢者、子どもなどの声が届きやすい運営を目指しました。
支援の結果:
・セクシュアル・ハラスメントなどの問題が訴えやすくなった。
・女性視点からの生活用品を届けられるようになった。
例)生理用品、下着、乳幼児向けの用品、おむつなど
2025年2月4~6日、東京で行われた「女性・平和・安全保障(WPS)」の国際的な会合にともない、JPFは「災害、紛争下の女性たちの声、その尊厳のために:日本のNGOによる“女性・平和・安全保障(WPS)”これからの課題とヒント」と題したイベントを主催しました。
これは、日本のNGOによるWPSを推進する支援活動における、女性や現地の声、これからの課題やヒントを共有、議論し、課題解決の可能性を広げていくことを目的としたイベントです。
WPSイベント当日は会場も交えた活発な意見交換がされた 🄫JPF
イベントの詳細レポートは、下記からご覧ください。【イベントレポート】 ~3/8国際女性デーによせて~