能登半島地震1年 オンライン シンポジウム 12月20日(金)午後3時~4時30分開催
ピースボート災害支援センター(PBV)
屋根の上でブルーシート張り作業 ©PBV
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JPF加盟NGO、ピースボート災害支援センター(PBV)は、千葉県鋸南町で被災家屋のブルーシート張り活動を実施しています。
今回のお宅は、以前に張ったブルーシートがはがれてしまい、張り直しが必要な状態でした。4日間に渡る大掛かりな応急対応と家屋保全の活動となりました。
お宅の中を見てみると、一階には床の無い部屋があったり、二階は天井が無くなっていたり、ブルーシートで窓がふさがれた部屋の中にはカビも発生していました。
ブルーシートのはがれてしまった屋根は、より長持ちするシルバーのシートで張り直しを行った他、割れた瓦の撤去・交換、穴の開いた壁のシート修復などを実施。屋内は大工さんのプロボノでのご協力により、床を張り直し居住スペースを改善することができました。週末には、地元鋸南町のロータリークラブのメンバーが募った有志ボランティアの方々も集まり、屋内の清掃やカビの除去の対応をされました。
ご主人は初めは申し訳なさそうに頭を下げながらお礼の言葉を口にされていましたが、家が片付くにつれて心境の変化が出てきたのか、4日目には趣味のカラオケの話を楽しそうにしてくれました。
今回のニーズへの対応にはさまざまな困難はありましたが、技術系NPO、プロボノ、県外/地元ボランティア(個人・団体)の連携のもと対応することができました。引き続き、多様な支援者との協働のもと被災された方々が抱える課題に取り組んでいきます。
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