【メディア掲載】8/9 NHK日曜討論 熊本地震 JPF前共同代表理事の上島安裕 出演
AAR Japan[難民を助ける会](AAR)
避難所関係者へ食事を引き渡す現地協力団体ShareQのスタッフ©ShareQ/AAR Japan
レバノンでは、2026年3月以降イスラエルとヒズボラの間で攻撃の応酬が激化しました。6月19日の停戦発表の後も、国連によると、8月8日の1日だけで、229発のミサイルが発射される(6月21日以降最多記録)など、激しい砲撃が続いています※1。3月2日以降、少なくとも4,333人が死亡、1万2,250人が負傷しました※2。
食品加工施設における調理・配付体制の確認/2026.06.01/山岳レバノン県©ShareQ/AAR Japan
ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGOのAAR Japan[難民を助ける会](AAR )は、2026年3~6月にかけて、山岳レバノン県において、食料配付事業を実施しました。山岳レバノン県は、レバノン中部に位置し、南部や首都ベイルートから多くの人々が避難している地域です。避難所は、学校等の施設を転用しているため、多くの場合十分な調理設備が備わっていません。そのため、AARは、現地提携団体ShareQと連携し、一時避難所で生活する人々に対して調理済み食を継続的に提供し、避難生活下での喫緊の食料ニーズに対応しました。
調理済み食のパッキング作業/2026.06.01/山岳レバノン県©ShareQ/AAR Japan
提供された食事は、安全で栄養バランスに配慮されたメニューで、日々の食生活を支えられるように考えられています。また、特に、高齢者、障がいのある方、乳幼児を抱える世帯など、支援が届きにくい立場に置かれた人々に配慮しながら配付されました。活動期間中、AARは、関係各所と随時調整を行い、配付先に重複が生じないように調整を行いながら、合計53,179食の食事を届けることができました。
避難所管理者への聞き取りの様子/2026.06.02/山岳レバノン県©ShareQ/AAR Japan
特に支援が届きづらいアチェ州の農村部を中心に調査した結果、道路や橋の寸断で孤立して物資搬入が困難な地域や、浸水の影響で衛山岳レバノン県の避難所に滞在していた女性(写真左)は、避難当初は気持ちが落ち込み、ほとんど部屋から出られなかったといいます。ですが、その後、AARの支援活動において食事の配付などを自主的に手伝うようになり、「避難生活下でも役割を担って周囲の人と関わることが、前向きな気持ちを取り戻すきっかけになった」と話してくれました。
南部から避難してきた30代の女性(左)/2026.06.03/山岳レバノン県©ShareQ/AAR Japan
レバノンでは依然として不安定な状況が続いており、多くの人々が長引く避難生活や生活再建の課題に直面しています。皆さまからのご支援は、このような人道危機のなかで暮らす人々の命と尊厳を支える力になります。JPFは、加盟NGOと共に今後も現地の声を丁寧に聞き取りながら、支援が届きにくい人々へ必要な支援を届ける活動を続けていきます。
UN News, Lebanon: UN peacekeepers count hundreds of Israeli strikes and incursions in a single weekend, 2026年8月10日
※2 OCHA, Lebanon: Flash Update #48 - Escalation of hostilities in Lebanon2026年8月3日
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