中東危機対応支援2026(寄付受付中)
小宮ふゆき
国内事業部 休眠預金活用事業担当
経歴
新卒で信託銀行に入行、30年以上資産運用業界に携わる。日系・外資系の大手金融機関で勤務したのち、2024年8月、ジャパン・プラットフォーム(JPF)に入職。社会人生活の最後に「ちょっと何かいいことしたい」と、NGOの世界に飛び込んだ。マインドも含めてすべてが真新しい経験で、かつ自分が携わる業務の手応えが「ハンパない」と感じている。
国内事業部で、主に休眠預金活用事業に携わっています。この事業は、10年以上取引のない銀行口座の預金(休眠預金※)を活用して、さまざまな社会課題を解決する制度です。
国内災害に起因する、休眠預金等活用法が掲げる公益に資する活動の支援をするのですが、具体的には、JPFとしてどのような事業を行うかを考え、公募に申請します。事業が採択されると、次にそれを実行する団体をJPFで公募し、事業を審査して採択した団体をサポートします。
私は現在、活動支援団体(下図を参照)として8つの団体を担当し、ガバナンス・コンプライアンスの組織基盤強化、事業計画の立案、社会的インパクト評価などのアドバイスをしながら、発災時に休眠預金を活用して出動できる団体数を増やすべく、団体の活動基盤の強化の支援をしています。
<休眠活用事業について>
大手企業で働いていた時は、自分のしていることが会社や社会に「どう役立っているのか」が見えにくく、与えられた業務をこなすことが中心になっていました。それに比べるとJPFは人数も少ないし、一人ひとりの仕事の重みが違う気がします。携わったことの成果がわかりやすく、それがやりがいにつながっています。
一方で課題は、NGOのイメージ・認知向上や、日本における寄付文化の醸成だと感じています。私自身、JPFに入職して初めて、NGOって何なのか、官民のつながり方やどうやって活動資金が調達されているのかなどの概要を知ることができました。実際、少ない資金で活動する団体は多く、理想とする支援が妨げられてしまうこともあるし、本当にどうにかならないのかなと思います。
国内事業部のメンバーとJPF25周年記念シンポジウムにて
バブル経済崩壊のころに新卒で信託銀行に入行して以来、JPFに入職するまで資産運用業界に身を置きました。30歳で外資の資産運用会社に転職したのを皮切りに、複数のグローバル金融機関に勤務した後、日系の大手アセットマネジメント会社で働きました。
前職ではコンプライアンス統括も兼務して、所属部門のコンプラ担当として規程や事務手続書関連の業務に携わりました。当時は特に好きな業務ではなかったものの、現在その経験をいかして団体さんの支援をしていて、人生何がどう転ぶかわからないものだなと思います。
業界は違ってもこれまでの実務経験はいかせるものだし、企業での経験は非営利の業界において重宝されることが多くあると感じています。
私が所属する国内事業部は6人と少人数で、メンバー間の意見や声が届きやすいです。一人ひとりの担当業務に裁量があり、責任を持って取り組めるのでやりがいがあります。
組織としては働く環境の整備に力を入れているため、仕事とプライベートの両立など働きやすい職場だと感じます。
長年NGOの世界に興味はあったものの、どういう団体があって、どうしたら関われるのかなど、取っ掛かりを見つけられませんでした。JPFとの出あいは、前職で利用した人事制度がきっかけです。退職する際、特に同年代の同僚にはすごくうらやましがられて、みんな最後に良いことをしたいのだ(ちょっとお疲れ気味?)と感じましたし、自分も含め、そういう人は多いのかもしれません。
とは言え、就職の間口は狭いことは確かなので、例えば、小さな寄付やボランティア活動から始めてみるのはいかがでしょうか。私は会社が社員向けに企画したボランティア活動や、スポーツの国際大会のボランティアに参加していました。
昨今、認知度向上のためにSNSに力を入れているNGOも多いので、フォローやいいねをしたりイベントに参加したりなど、アンテナをはってみると間口も少し広がるかも、と思います。
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