3/12 第3回 企業×NGOミートアップ 「持続的パートナーシップで考える、企業×NGO連携の未来」 開催のお知らせ
ジェン(JEN)
配付会場に並べられた支援物資/パキスタン北部ハイバル・パフトゥンハー州ブネール郡/2025.12.16 ©JEN
洪水被害の傷跡が残ったままの住宅/パキスタン北部ハイバル・パフトゥンハー州ブネール郡/2025.12.20 ©JEN
配付会場で引換券の確認を行うジェンの女性スタッフら/パキスタン北部ハイバル・パフトゥンハー州ブネール郡/2025.12.23 ©JEN
配付会場での登録手続きの様子。背景には提案箱とCRM(苦情対応メカニズム)のバナーが設置されている。/パキスタン北部ハイバル・パフトゥンハー州ブネール郡/2025.12.16 ©JEN
支援物資を受け取った男性/パキスタン北部ハイバル・パフトゥンハー州ブネール郡/2025.12.16 ©JEN
パキスタン北部では2025年6月下旬からのモンスーン豪雨によって、各地で鉄砲水、土砂崩れなどが発生しました。特に8月14日からの大雨で被害が拡大し、死者700人以上、数千人が避難を余儀なくされています※1。
中でも、パキスタン北部ハイバル・パフトゥンハー州ブネール郡を襲った鉄砲水は、一瞬で人々の暮らしを奪いました。200人以上が犠牲※2となり、家屋や生活インフラは壊滅的な状況です。流れてきた土砂と岩が村々に残ったまま、学校やクリニックは復旧できず、多くの家庭が今なお不安定な生活を強いられています。
JENが被災地のブネール郡で行った聞き取り調査では、家族や財産を失った人々の悲痛な声が数多く寄せられました。
現地の方々の生の声からは、被害の凄まじさと支援の必要性が切実に伝わってきます。
こうした状況を受け、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は加盟NGOのジェン(JEN)を通じて、被害を受けたハイバル・パフトゥンハー州の5つの村で食料のほか、防虫対策品、防寒衣料、寝具などの配付支援を行っています。
配付場所は、現地コミュニティとの協議の上、コミュニティの人々にとって近くてわかりやすい場所を選び、現地文化に配慮して女性専用のエリアも設置しました。
また、JENのスタッフが戸別訪問を行い、家族構成や被災状況を確認したうえで支援世帯を選定しました。
さらに、混雑や不公平感を避けるため、事前に引換券を渡し、会場には掲示板や意見箱を設置するなど、被災者の立場に寄り添った支援を徹底しました。
これらの対応に対し、「このように配慮された配付方法は初めて」との嬉しい声が届いています。
12月の支援では、2カ月分の食料に加え、毛布・衣類・防寒用マントなど越冬に必要な物資を提供しました。
配付後に104世帯にアンケートを行ったところ、「食事の質が改善した」「冬の備えになった」など、全世帯が前向きに評価しました。
障がいのあるお子さんを育てる母親からは、「薬代などで生活が苦しい中被災したため、今回の配付は非常に助けになりました」との声も寄せられています。
私たちは、物資を届けるだけでなく、被災された方々が安心して受け取れるよう細やかに配慮し、現地で寄せられた声をいかしながら支援を進めています。
被災地では今後も継続的な支援が必要とされています。
JPFとJENは、現地の人々の声に寄り添いながら、暮らしの再建と心の回復を支えていきます。
※1 UN News, Monsoon floods kill more than 700 in Pakistan, with heavy rains set to continue, 21 August 2025
※2 Reuters, Flash floods devastate Buner, Pakistan after rare cloudburst kills hundreds, 17 August 2025
今、知って欲しいJPF最新のお知らせ