「関心を持ち、周りの人に伝えてください」。レバノンからのメッセージ

活動レポート

パルシック(PARCIC)

「関心を持ち、周りの人に伝えてください」。レバノンからのメッセージ

中東危機対応支援2026

身の回りの物を持たず避難した人への物資支援 ©PARCIC

2026年2月28日に発生した米国・イスラエルとイランの大規模な軍事衝突を発端とする深刻な人道危機を受け、ジャパン・プラットフォーム(JPF)はプログラム「中東危機対応支援2026」を立ち上げました。

イランをめぐり拡大する中東全域の人道危機に対応するため、すでに現地で活動中のJPF加盟NGOの経験と知見をいかし、レバノンでの緊急支援を実施しています。

●着の身着のまま避難した人々への支援

ヒズボラは従来より、イランがその後ろ盾にあると言われてきました。イスラエルとイランの軍事衝突が発生したことで、イスラエルはイランの影響下にあるヒズボラへの攻勢を強めており、ヒズボラの活動拠点であるレバノン南部に対して空爆などを行っています。
こうした中東地域の勢力間抗争に人々は巻き込まれ、レバノンにおける人道危機は深刻さを増しています。事態が悪化して以降、亡くなった人の数は1,000人以上、負傷した人の数は2,584人にのぼります

停滞する政治経済との複合的要因により、生活の苦難が続くレバノンで2016年より支援活動にあたるパルシック(PARCIC)は、これまで培ったネットワークを通じて、状況の確認とニーズ調査を進めています。

イスラエルがレバノン南部(リタ二川以南)とベイルート南部郊外地区などへの攻撃のため、民間の人々への避難命令を発出し、120万人を超える国内避難民が発生しています
攻撃の激化により避難者が急増したことで、避難所は収容能力を上回り、路上や車の中で寝泊まりせざるを得ない人々がいます。着の身着のまま逃げてきた人も多く、食べ物に加えて生活に必要な物も十分にない状態です。トイレやシャワーの数も不足し、衛生面の悪化が懸念されます。

パルシックは避難する人々に、加熱や調理不要ですぐに食べられる食品と生活必需品の配布、衛生環境の改善のための支援を行う方向で動いています(2026年3月23日時点では、JPF事業ではありません)。

パルシックのレバノン人スタッフは言います。

「夜通し戦闘機が低空飛行することで、ほとんど眠れない日があります。
今、世界では多くの危機が同時に起きていますが、昨日までの日常を奪われ、こうした状況下で実際に生きている人たちがいることを忘れないでほしいです。

どんな形でもかまいません。起きていることに関心を持ち、周りの人に伝えてください」

避難せざるを得ない方人々に、一人でも多く支援を届けられるよう、お力をお寄せください。

避難先が確保できず、車や路上で寝泊まりする人々避難先が確保できず、車や路上で寝泊まりする人々 ©PARCIC

※OCHA: Lebanon: Flash Update #10 - Escalation of hostilities in Lebanon, as of 19 March 2026

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