【メディア掲載】8/9 NHK日曜討論 熊本地震 JPF前共同代表理事の上島安裕 出演
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
栄養バランスの整った昼食/熊本県八代市/26.08.18 ©JPF
熊本地震発生直後に被害状況や求められる支援について調査したJPF広報チームは、再び熊本県を訪れました。加盟NGOの支援活動をレポートします。
◆栄養満点のほかほかランチを提供
JPF加盟NGOの難民を助ける会(AAR Japan)は、8月18日から20日までの3日間、NPO法人BOND&JUSTICEと協働し、八代市に拠点を置く認定NPO法人とら太の会で炊き出し支援を行いました。就労継続支援事業所や保育所、児童クラブを運営し、誰もが共に生きる社会を目指すとら太の会には、さまざまな人が集います。
初日は、午前9時前に調理が始まりました。メニューは、おくらの肉巻き、厚揚げの肉巻き、ミートソースパスタ、サラダ、わかめスープです。約120食を施設の職員さんとBOND&JUSTICEのスタッフたちが、手際よく準備しました。
近年の物価高騰から、野菜も値上がりしています。限られた予算で栄養バランスの整った献立にするために、工夫が凝らされていました。
「いただきます!」
できあがったばかりの温かい食事が児童クラブのテーブルに並び、小学生たちの元気な声が響きました。みんな夢中で食べています。
おいしかったものを聞くと、「ミートソースパスタ!」「大好きです」という声が返ってきました。ミートソースパスタは人気が高く、保育園児と障がいのある方々にも好評でした。
▶動画レポート:「おいしかったです!」食後の感想
◆一人ひとりに合わせた食事づくり
食事提供には、障がいの特性や年齢、アレルギーの有無など、一人ひとりに合わせた細やかな調整が欠かせません。炊き出し支援では、単に食事を届けるだけでなく状況に寄り添った調理が行われていました。
とら太の会 みのり(障がい福祉サービス事業所)施設長の山下うららさんは、次のように話してくれました。
「当会にはさまざまな方がいるので、食事の形態をそれぞれ合わせる必要があります。子どもは年齢に合った量や形態にしますし、アレルギー対応も大事です。炊き出しでは、そのような配慮をしていただいてとても助かっています」
約120食が作られた/熊本県八代市/26.09.16 ©JPF
◆中期支援が見込まれる食のニーズ
難民を助ける会(AAR Japan)の高木卓美さんは、「炊き出しで温かい食事や、きちんと調理された栄養のある食事を食べられるのは、ありがたいという声をいただいています」と言います。
「水道水の復旧が報道されていますが、熊本県では井戸水を利用する家庭が多く、すべての世帯がすぐに安全な水を使える状況にありません。そのため、炊き出し支援の必要性もある程度続くことが予想されます」
▶動画レポート:難民を助ける会(AAR Japan)の支援
◆食事がもたらす安心とつながり
温かい食事は、空腹を満たすだけではありません。栄養を補い、心を和らげ、人と人とのつながりを生み出します。難民を助ける会(AAR Japan)の炊き出し支援は、被災した地域の日常を支える取り組みとして、障がいのある方や子どもたち、その家族も支えています。
JPFは加盟NGOと連携し、被災された方々が安心して生活を再建できるよう支援を続けてまいります。
※本記事は、9月18日時点の内容です。現地の状況は刻々と変化しているため、現在の状況とは異なる場合があります。
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