【メディア掲載】8/9 NHK日曜討論 熊本地震 JPF前共同代表理事の上島安裕 出演
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)
代陽コミュニティセンターでの診療/熊本県八代市/26.07.31 ©ピースウィンズ・ジャパン
2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生しました。ジャパン・プラットフォームは発災当日、加盟NGOのピースウィンズ・ジャパンによる緊急支援&現地ニーズ調査を開始し、ピースウィンズ・ジャパンは現地にチームを派遣しました。
救助活動、医療支援、避難所の環境改善、物資配布、在宅避難者、ペット同行避難者への支援など、多岐にわたる支援についてレポートします。
◆救助活動
発災翌日の7月29日、震度6強を観測した嘉島町のショッピングモールにおいて、救助犬による捜索救助活動を実施しました。また、自治体や災害対策本部との情報共有を行い、被災状況や必要とされる支援の把握に取り組みました。
ショッピングモールでの救助活動/熊本県上益城郡嘉島町/26.07.29 ©ピースウィンズ・ジャパン
◆医療支援
停電や断水の影響により、医療機関の多くで診療をすることが困難な状況にありました。
医療チームは救急外来支援を行い、転院搬送の調整や透析患者の転院準備を支援しました。また、避難所で診療活動を実施し、けがをした方の対応や常用する薬を持ち出せなかった方へのサポートを行うほか、被災した医療機関の状況把握と関係機関との情報共有を進めました。
熊本総合病院での診療支援/熊本県八代市/26.07.29 ©ピースウィンズ・ジャパン
◆避難所・生活環境支援
被害の大きい八代市や氷川町を中心に、避難所の調査と評価を実施し、飲料水や衛生用品などの物資を配付しました。
避難所では床での雑魚寝や断水による衛生環境の悪化が確認されたため、段ボールベッドやパテーションの設置、非常用トイレの提供などを行い、環境改善に取り組みました。また、風呂・シャワーの提供など入浴支援を行うことで、衛生環境の改善に努めました。
氷川中学校での入浴支援/熊本県八代郡氷川町/26.08.01 ©ピースウィンズ・ジャパン
◆在宅避難者支援
避難所への支援だけでは把握しにくい在宅避難者については、介護・福祉事業者と連携し、自宅で避難生活を送る方が困っていること、必要なことを調べて、非常用トイレや衛生用品、食料、水などを提供しました。
◆ペット支援
動物愛護センターや避難所などに聞き取りをし、ペットのいる家族が抱える課題や必要なことを把握しました。また、ペット同伴避難所の環境改善や一時預かり体制の整備に向けた関係機関との調整を進めました。
◆調査と支援活動からわかったこと
自宅で避難生活を送る方、介護事業所、ペットのいる家族、避難所の環境改善――。発災から時間がたった後も、支援の継続が必要であることは明らかです。
復旧・復興期に必要な支援体制を整え、被災された方々の暮らしの再建とサポートには、引き続き多くの支えが必要です。皆さまのご寄付や応援が、被災地の大きな力になります。今後とも温かいご支援をよろしくお願いいたします。
猛暑の中の支援ですが、ピースウィンズ・ジャパンはスタッフの健康チェックを毎朝実施し、休憩・水分摂取を適宜行いながら、支援活動を実施してまいります。
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