JPF設立25周年特設サイトを公開いたしました
SDGsが目標達成を目指す2030年までにNGOがどのような存在になるべきか、今後のNGO像を議論し実行に移す、「NGO2030」。これまでの国際協力や支援のあり方・関わり方が問われる中、NGO2030では、「これからの社会を担う世代と一緒に考えたい!」という想いから、2020年よりウェビナーを開催しています。
■第36回目となる今回のテーマは、「いま何が起きている? 第2弾〜Global Humanitarian Assistance 2025 レポートから考える人道支援の現状〜」
2025年1月、アメリカの大統領令により、USAID(米国国際開発局)への資金拠出が停止され、その後も多くのドナー国が人道支援へのコミットメントを削減し軍事費などを増大する傾向にあります。これにより、世界中の人道支援団体が、活動の一時停止や中止、規模の縮小などを余儀なくされ、人道支援を必要とする人々への甚大な影響が懸念されています。
一方で、日本国内において、その影響や今後の想定される影響が報道されることは多くありません。長期的な影響が懸念される中で、実情や今後の対応について、学び考える機会が求められていると感じています。
今回のNGO2030ウェビナーは、4月に実施したウェビナーの第2弾として、人道支援セクターの動向を研究・定点観測し、世界的に参照されるレポート・エビデンスを最前線で作ってきたALNAPの研究者を交え、現状や今後についての議論を行います。
皆さまのご参加をお待ちしております。
日時 | 2025年8月20日(水)18:00~19:30 |
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会場 | オンライン配信(Zoomにて行います) ※途中入退室 自由 |
参加お申し込み方法 | 以下リンクより事前にお申し込みください。参加のためのリンクをお送りします。 https://forms.gle/sJ841d3qj3YhCiNNA |
言語 | 基本は英語のみ(一部日本語での発表あり)。同時通訳のご用意はありませんが、ZoomのAI翻訳機能はご利用いただけます |
主催 | JANICワーキング・グループ「NGO2030」 |
18:00~18:05 開始挨拶
18:05〜18:30 ALNAPによる発表
18:30~18:55 事例共有やディスカッション
18:55~19:00 閉会挨拶
19:00~19:30 放課後トーク※
※録画を消して少人数で自由に意見交換・相談ができる時間を予定しています(自由参加)
ジェニファー・ドハティ
ALNAPのシニアリサーチフェローであり、次回の「人道支援システムの現状(The State of Humanitarian System:SoHS)」レポートの主担当者です。過去18年間にわたって人道支援と開発分野の課題に取り組んでおり、研究活動に移る以前は、現場で人道支援現場(特にガバナンス・アカウンタビリティの実務者)で活動していました。前回のSoHAレポートでも共著者を務め、昨今の重点研究課題として、被災者への説明責任、HDP(人道・開発・平和)ネクサス、そして最前線で活動する人道支援関係者の学びの活用に焦点を当てています。ジョージ・ワシントン大学で博士号、ウォーリック大学で修士号取得。
NGO2030とは?SDGsが目標達成を目指す2030年までにNGOがどのような存在になるべきか、今後のNGO像を議論し実行に移す、「NGO2030」。現在、約10のNGOスタッフや企業が、団体の垣根を越えて共に活動しています。 参考:JANICワーキング・グループ「NGO2030」 朝日WEBRONZA記事『危機的な世界で「不可欠な存在」になるために』上・下 「2030年を見据えた日本の国際協力NGOの役割」外務省 平成30年度NGO研究会 成果報告シンポジウム |
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