能登半島地震1年 オンライン シンポジウム 12月20日(金)午後3時~4時30分開催
日本レスキュー協会(JRA)
町野町での支援の様子 🄫JPF
保護犬のクウ 🄫JPF
柴犬のポ 🄫JPF
トイプードルのプップ 🄫JPF
コーギーのマヌサ 🄫JPF
ペットと共に避難生活を送る方々への支援を実施中
ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、能登半島震災の被災状況と現地で活動中のJPF加盟NGOの支援※を皆さまにご紹介し、支援へのご理解を深めていただけるよう、動画で各地の様子をお伝えいたします。
※JPF加盟NGOの活動紹介です(現時点ではJPF事業ではありません)。
JPF加盟NGOの日本レスキュー協会(JRA)は、石川県内で、ペットと暮らす被災世帯の方々への支援を実施中です。
1月22~23日は輪島市町野町において、2日間かけてJRAスタッフ2名で町内の避難所を回りました。ペット世帯の支援ニーズを調査し、ペットフードやトイレの配布、体を拭くシート、移動時に必要なケージの提供などを行いました。
ペットと共に過ごせる避難所は限られ、また人見知りなどで吠えてしまう場合などたくさんの人がいる場所での生活が難しいことが多いため、ペットを飼っている多くの被災住民は壊れた自宅や近くで車中泊をしながら過ごしています。
JRAスタッフは避難所のほか、このような車中泊で避難生活を送る方々も一軒一軒訪ねて、ニーズの聞き取りなどお話を伺ったり、ペットケアに必要な物資をお届けしました。
保護犬のクウ家族もそのひとつです。クウは人見知りで他人に吠えてしまい避難所には入れないため、家族は避難所と行き来をしながら崩壊を逃れた車庫で寝泊まりし、長男がクウと車庫のそばで車中泊を続けています。
別の避難所では柴犬のポを飼っているお母さんがいました。食事は避難所で食べるものの、夜はポと自宅前で車中泊を続けているといいます。
一方、4世帯10人が暮らすある避難所では、トイプードルのプップがみんなのアイドルになっていました。ここは物資も十分にあり、プップもいるのでみな2次避難には行かないということでした。
自宅の倉庫でコーギーのマヌサと暮らすご夫婦は、2次避難を希望しているもののペットと共に入れる避難先がなく、いつ移れるか目途はたたないということでした。
JPFでは、発災当日より緊急支援活動を行っており、食料や生活用品などの物資支援、避難所や在宅の避難者支援、障がい者、高齢者、子ども等より弱い立場におかれた方々の支援などを続けています。
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