能登半島地震1年 オンライン シンポジウム 12月20日(金)午後3時~4時30分開催
ピースウィンズ・ジャパン(PW)
農業プロモーターによる農業技術支援の様子 Ⓒピースウィンズ
農業用種子配布の様子 Ⓒピースウィンズ
農業技術研修の様子 Ⓒピースウィンズ
生計活動用資材を受け取る碑益者 Ⓒピースウィンズ
会計研修を行っている様子 Ⓒピースウィンズ
モザンビーク北部のカーボ・デルガド州において、2017年10月より本格化した武力紛争により、多くの国内避難民が発生しました。現在も、帰還した57万人以上の人々、国内避難民となった約67万人の人々※が、生計再建のための人道支援を必要としています。
ジャパン・プラットフォーム(以下、JPF)加盟NGOのピースウィンズ・ジャパン(PW)は、カーボ・デルガド州で、紛争の影響を受け、生計を失った国内避難民とそのホストコミュニティが、持続的な生計手段を確立するための支援を実施しています。
農業支援としては、収入を得る農業を目標にピーナッツ、ゴマ、ササゲ(豆)、インゲン豆、キマメ(豆)などの農業種子を配付しました。あわせて農業技術指導も行い、指導を受けた人々がその技術を実践しているのを確認することができています。
生計支援としては、木工細工・散髪・縫製・パン作りなどの生計活動用資材を配付し、配布を受けた方々は生計活動を開始しています。また、継続的な生計活動の基盤を支えるために必要な会計研修も開催しました。
武装勢力の一般兵士の大半は農民や漁民などの一般市民であり、家族の生計のために武装勢力に加わったと考えられています。経済的理由で武装勢力に加勢するということのないよう、まずは再定住居住地で自ら生活を建て直す力や自信を醸成し、いずれ帰還した際も持続的な生計手段を確立することができるよう支援を続けていきます。
※ OCHA, Mozambique Humanitarian Needs and Response Plan 2024, Dec 2023
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