「令和8年熊本地震被災者支援」決定(寄付受付中) ~9,800人以上が避難。発生当日に迅速に現地入りし、命を守る支援を開始
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
支援関係者で情報交換を行う/熊本県八代市/26.07.30 ©JPF
被害を受けた八代城/熊本県八代市/26.07.30 ©JPF
停電で消えた信号機/熊本県八代市/26.07.30 ©JPF
氷川町の隣に位置する八代市へ南下します。地震発生からもうすぐ48時間となりますが、辺り一帯は停電が続いていて、多数の信号機が機能していません。比較的大きな交差点では、ガソリンスタンド店に並ぶ車が列をなし、警察官による交通整理と発電機を用いての応急処置が進められていました。
高速道路の通行止めの影響もあってか、幹線道路では大型トラックが連なり、渋滞が発生しています。市内では屋根瓦の落下など、建物被害も各所で確認されました。
八代市役所は比較的新しい建物ですが、今回の地震で正面玄関付近の地盤が陥没し、修復作業が行われています。市役所を訪れたJPF加盟NGOピースボート災害支援センターのスタッフによると、市内全域で停電と断水が発生しており、飲料水や生活用水の不足が深刻な課題となっています。
被害状況の把握やニーズ調査のために、同じく加盟NGOのピースウィンズ・ジャパンのチームも市役所を訪れました。能登半島地震をはじめ、国内外のさまざまな災害現場で活動してきた両団体は、その場で避難所の状況や地域ごとの課題について情報交換を始めました。
災害発生直後は、被害状況を正確に把握し、どの地域にどのような支援がどの程度必要なのかを見極めることが重要です。そのため支援団体は現場に赴き、行政や住民の方々に直接話を聞きながら情報を集め、支援活動の調整を進めています。
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被災地からの報告:JPF加盟NGO ピースウィンズ・ジャパンの支援活動
同じ市内でも異なる避難環境
ジャパン・プラットフォーム広報チームは、ピースウィンズ・ジャパンから得た情報をもとに、市内の避難所2カ所を訪問しました。両方とも学校の体育館を活用した避難所で、断水が続いています。また間仕切りがなく、話し声や生活音が周囲に聞こえる環境で、就寝時は雑魚寝の状態です。携帯電話の充電設備とペットボトル飲料水は提供されていました。
しかし、避難環境には大きな違いがありました。主なものを紹介します。
●冷房設備
避難所Aは冷房が稼働し、比較的快適な環境
Bは扇風機のみで、熱気がこもり汗ばむ状態
●寝具
Aは全員が厚みのある運動用マットを利用
Bはマット数が不足し、レジャーシートやタオルなどを敷いて過ごす人が見られた。「背中が痛い」という声も
●食事支援
Aは菓子パンなどが定期的に提供される
Bは地域住民からの寄付に頼る場面もあり、提供時間や量が安定していない
●トイレ環境
Aは水洗トイレが利用可能
Bはプールの水をバケツで運び、自分で流す
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JPF広報担当による避難所訪問レポート
情報が届かないという課題
特に印象的だったのは、避難所に関する情報が十分に共有されていなかったことです。車中泊をしていた男性は、通信環境が不安定で情報収集が難しく、市内に冷房のある避難所があることを知らなかったと話してくれました。
酷暑が続く中、冷房の有無は被災された方々の健康状態に大きく影響します。必要な支援だけでなく、必要な情報を確実に届けることの重要性をあらためて感じました。
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被災地からの報告:車中泊から避難所に移動した男性の声
余震が続く中、避難所での生活を余儀なくされている方々は、身体的な負担だけでなく、先の見えない不安も抱えています。今回訪問した冷房のない避難所は、翌日に電力が復旧し、避難者は冷房のない体育館から冷房のある教室に移動したと聞きました。しかし、災害発生直後の数日間が被災者にとっていかに厳しい時間であるかを考えさせられる現場でした。
ジャパン・プラットフォームと加盟NGOは、行政と連携しながら避難所支援を含む活動を進めていきます。被災された方々が少しでも安心して過ごせる環境づくりに向け、必要な支援を届けてまいります。
■【緊急開催】令和8年熊本地震被災者支援 プログラム説明会
~現地入りしたスタッフが見てきた、被災地の現状と支援ニーズ~
8月4日(火)14時より、現地で支援活動を行う加盟NGO ピースウィンズ・ジャパンと、被災地を訪れたJPFスタッフが、最新の被災状況や現地で必要とされている支援についてご報告するオンライン説明会を開催します。被災地の現状を知り、支援の一歩につなげる機会として、ぜひご参加ください。
詳細・お申し込みはこちら>>
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