フィリピン・セブ島沖地震・台風被災者支援2025(寄付受付中)
JPF加盟NGO
食料セット、衛生用品の配付/アレッポ県/2025.05
裨益者の確認/ホムス県/2025.05
食料セットの配付/ホムス県/2025.05
1970年以来、シリアで父子2代にわたり続いたアサド政権が2024年12月、崩壊しました。これを受け、2025年11月までに国外から約126万人以上が帰還し、国内でも約195万人が故郷に戻りました※1。
14年間におよぶ人道危機により、水道、電気、住居、学校などの多くが損壊。インフラの再建や生計の立て直しが急務とされる中、国連は人道支援を必要とする人の数を1,650万人と推計しています※2。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)の加盟NGOは、4月から6月にかけて現地パートナー団体の協力のもと、シリア国内3県でのべ3,916世帯(22,043人)に食料と衛生用品を配付しました。
裨益者の確認/アレッポ県/2025.05
対象者は、現地の支援機関や団体と調整して選定します。優先するのは、いずれの県でも弱い立場に置かれた世帯・人です。食料は、パスタや米などの炭水化物、豆類などのたんぱく質、缶詰の野菜などに加えて、シリアの人々に欠かせないお茶もパッケージします。配付前には、賞味期限や質などを確認し、万が一問題があったときのために連絡方法などを記した紙を同封します。
倉庫での食品の検品/ホムス県/2025.05
パッケージを受け取った人に実施したアンケートでは、99%の世帯が「空腹が満たされた」「栄養ニーズが満たされた」と回答。98%の世帯が「衛生用品でニーズが満たされた」と答えました。
【支援を受け取った人の声】
即席食品セットの配付/ラタキア県/2025.05
※1 UNHCR, Regional Syria Update #55 Syria Situation (28 November 2025)
※2 UNHCR, Syria Operational Update - October 2025
*安全管理上、シリア国内における事業については活動団体名と事業名を記載しておりません。
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