パレスチナ・ガザ人道支援2014 English

  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 ガザ シジャイヤ地区にて ©JPF
  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 在宅リハビリ支援を受ける男の子 ©JPF
  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 シュルックワアマル児童館で活動に参加していた女の子たち ©JPF
  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 ガザ市内 ©JPF
  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 パレスチナ・ガザ人道支援2014 ©CCP
  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 パレスチナ・ガザ人道支援2014 ©CCP
  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 パレスチナ・ガザ人道支援2014 ©CCP
  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 パレスチナ・ガザ人道支援2014 ©CCP
  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 パレスチナ・ガザ人道支援2014 ©CCP(撮影:古居みずえ)
  • パレスチナ・ガザ人道支援2014 パレスチナ・ガザ人道支援2014 ©CCP

2014年7月、イスラエル軍によるガザ地区への大規模な軍事行動により、50日以上の戦闘状況が続きました、JPFは同年8月より本プログラムを開始し、1年間の延長をしながら、食糧の確保、シェルター、緊急支援物資や生活必需品、水・衛生、保健・栄養、教育などの分野において支援を展開してきました。特に、社会的脆弱層と言われる人々の状況がこれ以上悪化しないように、生業支援、農業復興、プロテクション等において、分野横断的に女性、子ども、障がい者を対象とした支援に注力しています。

戦闘開始から3年が経ちましたが、イスラエルによる経済封鎖等の理由から、ガザの復興は滞っており、政治社会状況は混迷しています。JPFでは状況を鑑み、緊急対応期として1年間のプログラム再延長を決定し、2018年2月末まで支援を継続します。

プログラム概要

対応期間 2017年6月1日~2018年2月28日
プログラム目標 武力衝突で被害を受けたガザ地区の人々の置かれている状況がこれ以上悪化しないよう、人道支援の側面からニーズを満たし、これらの人々が直面している人道上の危機的状況を軽減する。
地域 ガザ地区全域
予算 2億円
対応期間 2016年3月1日~2017年2月28日
プログラム目標 武力衝突で被害を受けたガザ地区の人々の置かれている状況がこれ以上悪化しないよう、人道支援の側面からニーズを満たし、これらの人々が直面している人道上の危機的状況を軽減する。
地域 ガザ地区全域
予算 4.4億円
対応期間 2015年3月1日~2016年2月29日
プログラム目標 武力衝突で被害を受けたガザ地区の人々の置かれている状況がこれ以上悪化しないよう、人道支援の側面からニーズを満たし、これらの人々が直面している人道上の危機的状況を軽減する。
支援内容 被災者への物資配布と生計支援、農業復興、シェルター・NFI、プロテクション、水・衛生、保健・栄養、教育の各分野、および分野横断的な子ども・女性や障がい者を含む社会的弱者に対する支援
地域 ガザ地区全域
予算 5.82億円
対応期間 2014年8月10日~2015年1月31日
プログラム目標 武力衝突で被害を受けたガザ地区の人々の置かれている状況がこれ以上悪化しないよう、人道支援の側面からニーズを満たし、これらの人々が直面している人道上の危機的状況を軽減する。
支援内容 食糧の確保、シェルター・NFI、プロテクション、水・衛生、保健・栄養、教育の各分野、および分野横断的な子ども・女性や障がい者を含む社会的弱者に対する支援
地域 ガザ地区全域
予算 2.2億円(政府資金)
※当該プログラムでは民間資金を募り、上記資金枠に充当する。

パレスチナ・ガザ人道支援2017 対応計画

1. 背景
2. これまでのJPF による支援実績
3. 中東情勢の変化について
4. 戦略的方向性
5. 対応方針
6. セクター別支援計画
7. 支援表明団体

ガザ入域に際しての安全管理
ガザ入域後および現地での活動に際し、在外日本大使館とも連絡を密に行った上で、各団体の安全基準に従い行動する。

【活動地域】

パレスチナ・ガザ人道支援2014 活動地域
活動地域(PDF 485KB) 2017年7月11日時点

【事業一覧】加盟NGOの7団体:AAR/ADRA/JCCP/PLAN/PWJ/SCJ/WVJ

団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円)
NICCO 下水処理場稼働能力の向上と農業資機材配布・研修を通じたラファ市農家支援事業
/農業支援
2017/8/1 2018/1/31 35,399,930
CCP ガザ地区における紛争被害者への訪問診療と栄養改善および脆弱世帯への越冬支援
/医療支援、食糧・物資配布
2017/6/8 2018/1/31 51,011,065
PWJ ガザ地区における若者のキャッシュ・フォー・ワーク活動フォローアップ事業
/キャッシュ配布
2017/6/12 2017/12/11 39,199,751
JADE パレスチナ・ガザ 巡回医療及び救急法講習事業
/医療支援
2017/6/7 2017/12/6 21,999,988
PARCIC ガザ地区被災住民の生活再建支援と子どものケア第4期
/農業支援、保護(社会心理的ケア)
2017/6/7 2017/11/30 49,999,359

事業紹介 : パレスチナ子どものキャンペーン(CCP)

紛争によって負傷した子どもの
健康と心理状態の改善をめざす

CCPでは、2014年のガザ紛争によって負傷し、障害を負った子どもたちへの支援を2015年春から続けています。2016年度はガザ全土で500人の子どもに医師、看護師、理学療法士、心理士などで構成する複数の医療チームが家を訪問し、医療機関へのアクセスが難しいため放置されていた子どもたちが、定期的で集中的な治療やリハビリ、車いすや歩行器などの提供を受けることができました。2年間で750人以上の子どもを支援し、多くの子どもたちが立てるようになったり、歩けるようになって学校に復帰したケースなどもたくさん出てきました。子どもたちの健康と心理状態の改善、また社会復帰を目指して活動を継続しています。

現地の声

リハビリテーションや心理サポートのおかげで
歩けるようになり、気持ちも前向きに!
イブラヒムくん(12歳)

現地の声爆撃で左膝下を失った当初、僕はストレスを家族にぶつけ、手当たり次第に物を壊したり投げたりすることがありました。友達とも関わろうとしませんでした。でも、理学療法による1年半のリハビリテーション※や心理的サポート※を受けたら、学校に行けるようになりました!足を失いながらも、立ち上がり、義足をつけて歩き、自転車にも乗れるようになったことで、気持ちが前向きになってきたのかな。学校では国語と体育、特にサッカーが好き。いつかゴールキーパーをやりたいと思っています。

支援の背景

2014年夏のイスラエル軍による空爆で死亡した民間人は1549人(うち子どもが3分の1を占めた)、負傷者は11,000人(イスラエル側の民間人の死者は6人、うち子どもは1人)にのぼった。住宅の13%は破損をうけ、うち20,000戸は全壊となり、100、000人(17,888世帯)が現在も避難民として残されている※1

戦争の被害に加えて、2015年5月以降僅かに緩和されたとはいえ継続しているイスラエルによる経済封鎖、エジプトからの物資搬入が不可能になったことが復興を著しく遅らせている。依然として人口の8割が食糧支援に頼っており、人道的危機が依然として続いている。食糧支援に関しても、いまだに83万の避難民が支援を必要としている。※2

復興の遅れは、避難世帯、子どもや青少年、女性世帯、障がい者などにとりわけ大きな打撃を与えていて、心理的なダメージと経済格差が目立ってきており、ただでさえ不安定なガザの政治社会状況はますます混迷している。

※1 OCHA:2015 STRATEGIC RESPONSE PLAN OPT
※2 UNRWA:Emergency appeal 2016

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