「令和6年能登半島地震 被災者支援」プログラム決定(寄付受付中)
アフガニスタンでは40年以上も紛争状態が続いています。JPFでは2001年から現在まで、形を変えながら支援を継続していますが、近年では頻繁な自然災害(干ばつ・洪水)や新型コロナウイルス感染拡大などによって社会・経済が疲弊し、貧困拡大と深刻な食糧危機に直面しています。加えて、2021年8月の政変によってさらなる人道危機が危惧されています。 JPFは国内避難民、帰還民およびホストコミュニティに対して、現金給付を通じた食糧・物資配布、水・衛生、保健、新型コロナウイルス感染拡大予防などの支援を実施しており、引き続き、より弱い立場にある人々の命を守るための支援を続けています。
また、アフガニスタンの冬は大変厳しく、12~2月にかけて気温が零下20度まで下がる場所もあります。数メートルにもなる降雪は道を塞ぎ、物流を阻みます。2021年は、直ちに支援を届けなければ、冬の間に数百万人が餓死、重度の急性栄養不良で死亡する恐れのある子供は100万人いるとも言われ※1、これ以上の人道危機の悪化を回避するために、JPFは新たなプログラムを立ち上げました。極寒の冬に向けて人々の命を守る緊急支援として、食糧・緊急支援物資・現金配布のほか、地雷等爆発物回避の教育を実施しています。
このような状況の中、アフガニスタン東部で6月22日に発生したマグニチュード5.9の大規模な地震では、世界保健機関(WHO)によれば、1039人が死亡、およそ3000人が負傷、被害の大きかったパクティカ州ギヤン地区、バルマル地区、ホースト州スペラ地区で約4500戸の家屋が倒壊しました※2。また学校7校(生徒総数5000人以上)が被害を受けています。携帯電話網が失われているほか、道路の被害も甚大で、パクティカ州とホースト州で約36万2000人が被災しました。※3
※1:https://www.bbc.com/japanese/5904641
※2:OCHA, Afghanistan - Earthquake, update (GDACS, USGS, WHO, Copernicus EMS) (ECHO Daily Flash of 27 June 2022)
※3:OCHA, Afghanistan: Flash Update #4 Earthquake in Paktika and Khost Provinces, Afghanistan (26 June 2022)
期間 |
2024年3月~2025年3月 |
---|---|
予算 |
約1.3億円 (2023年度補正予算:128,033,000円) |
場所 | アフガニスタン |
期間 |
6カ月 |
---|---|
予算 |
1億5,000万円(政府緊急準備金) |
場所 | アフガニスタン地震被災地 |
活動予定団体 | JPF加盟NGO5団体 |
期間 |
2022年2月1日~2022年6月30日 |
---|---|
予算 |
3億円(政府資金、緊急準備金)、民間資金 |
場所 | アフガニスタン |
活動内容 | 食糧・物資・キャッシュ配付など |
2024年1月更新
活動地域の地図はこちら
資料配布と一緒に衛生教育を受けた裨益者のご家族 ©JEN
未曽有の危機に直面する人々が、本来持つ力を発揮できる支援をしています。事業形成から地域の人々が関わり、事業を「自分事」として捉えることで、少しずつであっても、厳しい状況を自分たちの手で変えられると感じてもらえます。例えば、身に着けた衛生知識を日々の生活で実践し、家族の健康状態が改善するといった経験もその一つです。このような小さな成功体験を事業に組み込むことで、地域の力の強化も目指しています。
資料を受け取ったアブドゥルさん ©JEN
アブドゥルさん(仮名、13歳。父親を亡くし、 世帯主として家族を支えている)
将来の目標に向けて一歩前進
食料を受け取った13歳のアブドゥルさんは、数年前に父親を亡くしました。月に10日畑で働き、7人家族を養っていました。親戚は遠方に住んでいて、支援を得られなかったと言います。「食料支援のおかげで、家族が冬を乗り越えられます。冬の間食料があり、私も働かなくてもいいので学校に通うことができ、将来に備えることができます。将来はエンジニアになりたいと思っています。」と話してくれました。(JEN事業より)
その他の金額で寄付
日本のNGO・経済界・政府、そして市民がパートナーシップのもと力を寄せ合い、紛争や災害から発生する世界の人道危機にスピーディで効果的な支援を届ける仕組み、それがジャパン・プラットフォームです。
銀行名 | 三菱UFJ銀行 |
---|---|
支店名 | 本店 |
口座種類 | 普通 |
口座番号 | 1732863 |
口座名義 | 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム |
フリガナ | トクヒ)ジヤパンプラツトフオーム |
三菱UFJ銀行様のご厚意により、三菱UFJ銀行本支店・ATMからの振込手数料は無料です。
銀行名 | ゆうちょ銀行 |
---|---|
記号と番号 | 00120-8-140888 |
口座名義 | 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム |
フリガナ | トクヒ)ジャパンプラツトフォーム |
通信欄に「アフガニスタン人道危機対応支援」とお書き添えください。
恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください。
ご寄付を下さった方は応諾書にてご連絡いただければ幸いです。
領収書の発行をされた方は応諾書は不要です。
企業・団体からの寄付の10%、個人からの寄付の15%を事務管理費として活用し、残りの全額は現地での事業費にあてられます。
いただいたご寄付は、アフガニスタンでの人道支援プログラム(「アフガニスタン人道危機対応支援」、「アフガニスタン西部地震被災者支援」)に活用させていただきます。
全ての支援事業への助成終了後に残金が出た場合には、次の緊急支援のために活用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
今、知って欲しいJPF最新のお知らせ