イラク・シリア人道危機対応支援(旧:イラク・シリア人道危機対応)(寄付受付中) 寄付する English
最新の現地情報 2019年2月15日
2018年3月で8年目となるシリアの人道危機は、甚大な苦しみと破壊、そして人命の軽視を招いており、その犠牲の矢面には民間人が立ち続けています。2017年11月に国連が発表したシリア人道ニーズ概要2018(Syria Humanitarian Needs Overview - HNO 2018)によると、シリア国内で人道支援を必要とする人々は1310万人おり、そのうちの560万人がとりわけ深刻な状況にあるとみられています。なかでも、攻囲された地域を含む、アクセスが困難な地域にいるとされる298万人と国内避難民610万人が特に脆弱性が高いグループに含まれています1。一方、長年不安定な情勢に苛まれているイラクでは、2017年度のイラクの人道危機に対する対応計画(Iraq Humanitarian Response Plan - HRP2017)によると、2014年からの一連の軍事衝突などで480万人の国内避難民が発生しており、2017年9月時点でそのうちの約330万人が未だに避難を続けており、約220万人の帰還民もいるとされています。しかし、国内避難民・帰還民のどちらにとっても生活は厳しく、戦闘の混乱の影響を被った各世帯が生計を建て直し、家庭内の対処能力を強化できるまでは、人道状況の悪化が懸念されています 2。
JPFでは2012年11月2日よりシリアでの人道危機に対する緊急人道支援を開始し、これまでの総支援金額は約120億円、総裨益者数は約230万人。イラク、シリア、レバノン、ヨルダン、トルコの5か国において、各加盟団体が持つ実績や経験、強みを活かし、インパクトの高い支援を展開しています。緊急支援としては生存に不可欠な食料・水・生活物資の提供を速やかに行うとともに、女性、子どもや障がい者などを含む脆弱性の高い人々に対しきめ細やかな個別支援を実施してきました。
1 OCHA, Syria Humanitarian Needs Overview 2018, November 2017, p.4.
2 OCHA Iraq Humanitarian Response Plan 2017, February 2017, pp.4-7; OCHA, Iraq: Humanitarian Snapshot (as of 30 September 2017)Iraq: Humanitarian Snapshot (as of 30 September 2017); OCHA, Iraq: Humanitarian Bulletin, 16-30 September 2017 (issued on 1 October 2017)
JPFでは、2012年11月より実施している、シリアの人道危機によって発生した国内避難民および周辺国に逃れた難民への支援、2014年6月14日に出動を決定したイラク国内における避難民の支援について、効果的、効率的に対応していくため、2015年2月より「イラク・シリア難民・国内避難民支援」として実施。2016年3月1日より「イラク・シリア難民・国内避難民支援」は「イラク・シリア人道危機対応」に、2018年3月1日より「イラク・シリア人道危機対応支援」にプログラム名を変更しました。
プログラム概要
▼対応期間
2018年3月1日~2019年2月28日
▼プログラム予算
45.3億円
▼支援対象国
イラク・シリア・レバノン・ヨルダン・トルコ
※イラク国内避難民については、2014年1月以来発生している地域・避難民を対象とする。
▼イラク・シリア人道危機対応計画
1.背景
2.これまでのJPFによる支援実績
3.戦略目標
4.対応方針
5.セクター別支援計画
全ページをご覧いただけます
事業一覧 加盟NGOの10団体:AAR/ADRA/CCP/IVY/JCCP/NICCO/PARCIC/PWJ/SCJ/WVJ
団体名 | 事業名 | 開始日 | 終了日 | 事業予算(円) |
---|---|---|---|---|
NICCO | ヨルダンにおけるシリア難民及びヨルダン人を対象とした緊急越冬支援 | 2018/10/12 | 2019/5/31 | 150,000,000 |
SCJ | レバノンにおけるシリア難民の子ども保護事業(第3期) | 2018/8/1 | 2019/3/31 | 38,241,766 |
NICCO | ヨルダンにおけるシリア難民及びヨルダン人を対象としたコミュニティセンターの運営及び支援提供者への能力向上支援事業 | 2018/6/5 | 2019/5/31 | 74,498,719 |
JCCP | トルコ共和国メルスィン市におけるシリア難民情報提供・個別支援事業 | 2018/6/1 | 2019/2/28 | 30,240,503 |
PARCIC | シリア国内避難民と周辺住民脆弱層への食糧支援 | 2018/6/1 | 2019/2/28 | 28,435,431 |
PARCIC | トルコにおけるシリア難民の子どもの保護事業(第6期) | 2018/5/31 | 2019/4/30 | 2,545,4179 |
WVJ | シリア難民およびヨルダン人の子どもたちへの教育支援事業5 | 2018/5/31 | 2019/3/31 | 55,680,083 |
CCP | レバノンの避難先コミュニティにおける教育、保健医療、越冬支援を通じた子ども支援 | 2018/5/11 | 2019/3/10 | 40,929,441 |
IVY | イラク共和国帰還した子ども達への教育支援フェーズⅠ | 2018/5/11 | 2019/2/10 | 26,500,000 |
ADRA | レバノンにおけるシリア難民に対応する教育支援事業 第4期 | 2018/5/1 | 2019/2/28 | 30,220,514 |
PARCIC | レバノンにおける脆弱なシリア難民への教育及び越冬支援 | 2018/5/1 | 2019/4/30 | 42,846,649 |
PWJ | イラク共和国北部における帰還民・帰還地域住民・国内避難民への緊急人道支援 | 2018/5/1 | 2019/4/30 | 395,042,489 |
WVJ | モスル西部の脆弱な帰還民・避難民およびホストコミュニティの子どもたちへの教育支援事業 | 2018/5/1 | 2019/2/28 | 51,272,922 |
AAR | トルコ国内におけるシリア難民に対する複合的支援(第5期) | 2018/4/1 | 2019/2/28 | 94,304,733 |
2017年度の事業一覧
加盟NGOの12団体:AAR/ADRA/CCP/JCCP/IVY/JEN/KnK/NICCO/PARCIC/PWJ/SCJ/WVJ
団体名 | 事業名 | 開始日 | 終了日 | 事業予算(円) |
---|---|---|---|---|
AAR | トルコ国内におけるシリア難民に対する複合的支援(第5期) | 2018/4/1 | 2019/2/28 | 94,304,733 |
SCJ | レバノンにおけるシリア難民の子ども保護事業(第2期) | 2018/2/1 | 2018/6/30 | 39,728,851 |
IVY | イラク共和国北部シリア難民・国内避難民への越冬支援 | 2017/12/28 | 2018/2/28 | 15,878,493 |
PWJ | イラク共和国モスルにおける帰還民への緊急支援 | 2017/12/27 | 2018/5/31 | 49,216,604 |
JCCP | トルコ共和国メルスィン市におけるシリア・イラク難民生活支援事業(第3期) | 2017/11/22 | 2018/4/30 | 35,262,136 |
CCP | レバノンの避難先コミュニティにおける食糧・越冬物資支援 | 2017/11/2 | 2018/2/28 | 34,999,911 |
AAR | トルコ南東部におけるシリア難民に対する複合的支援(第4期) | 2017/10/6 | 2018/3/31 | 38,710,501 |
PARCIC | トルコにおけるシリア難民への食糧・NFI・越冬支援及び子ども保護(第5期) | 2017/10/6 | 2018/5/31 | 25,443,765 |
AAR | イスタンブール市におけるシリア難民に対する情報提供・個別支援(第3期) | 2017/10/1 | 2018/4/30 | 25,916,070 |
JEN | 新規開放地区における水衛生環境改善事業 | 2017/10/1 | 2018/1/20 | 50,783,396 |
ADRA | レバノンにおけるシリア難民に対応する学習支援と越冬支援 | 2017/9/8 | 2018/4/30 | 19,451,748 |
KnK | ヨルダン・ザアタリ難民キャンプにおける教育支援事業 | 2017/9/8 | 2018/2/7 | 1,247,766 |
PARCIC | レバノンにおける脆弱なシリア難民への食糧配布及び越冬支援事業 | 2017/9/8 | 2018/6/30 | 42,083,077 |
ADRA | レバノンにおけるシリア難民に対応する教育支援事業 第3期 /教育 |
2017/7/1 | 2018/4/30 | 35,385,626 |
SCJ | レバノンにおけるシリア難民の子ども保護事業 /保護 |
2017/7/1 | 2018/1/31 | 42,265,158 |
WVJ | シリア難民およびヨルダン人の子どもたちへの教育支援事業4 /教育、子どものケア |
2017/7/1 | 2018/5/31 | 56,782,587 |
JPF | イラク・シリア人道危機対応NGO連携体制構築事業 /評価・モニタリング、その他(広報など) |
2017/6/20 | 2018/2/28 | 65,608,461 |
PWJ | イラク共和国北部(ドホーク州および周辺地域)における国内避難民・帰還民・ホストコミュニティへの緊急人道支援 /教育、保健、水・衛生、インフラ、物資配布 |
2017/6/14 | 2018/3/31 | 451,907,634 |
NICCO | ヨルダン・ザルカ県におけるコミュニティセンター運営及びザアタリ・キャンプにおける子ども向け心理社会的ケア事業 /心理社会的ケア、生活物資配布支援 |
2017/6/5 | 2018/5/31 | 150,100,281 |
JEN | イラク国内避難民、帰還民およびホストコミュニティに対する水衛生環境改善支援事業 /水・衛生 |
2017/6/1 | 2018/2/28 | 196,151,216 |
PWJ | イラク共和国北部(エルビル州および周辺地域)におけるシリア難民・国内避難民・ホストコミュニティに対する緊急人道支援 /教育、給水、生活物資配布、学校検診 |
2017/5/24 | 2018/4/30 | 386,229,787 |
AAR | トルコ南東部におけるシリア難民に対する複合的支援(第3期) /保護,その他 |
2017/5/11 | 2017/12/31 | 67,289,242 |
AAR | イスタンブール市におけるシリア難民に対する情報提供・個別支援(第2期) /保護,その他 |
2017/5/11 | 2017/10/31 | 27,082,064 |
CCP | レバノンの避難先コミュニティにおける教育、医療、食糧を通じた子ども支援 /教育、医療、食料 |
2017/5/11 | 2018/5/10 | 49,454,350 |
JCCP | トルコ共和国メルスィン市におけるシリア・イラク難民生活支援事業(第2期) /食糧,物資 |
2017/5/1 | 2017/9/15 | 21,991,341 |
JEN | ヨルダンのシリア難民に対する水衛生環境・学習環境改善・生計向上支援事業 /水・衛生、教育、調査、その他(研修など)、建設・修復 |
2017/5/1 | 2018/3/31 | 457,724,022 |
PARCIC | レバノンにおけるシリア難民への教育支援事業 | 2017/4/24 | 2018/6/30 | 37,477,578 |
IVY | イラク共和国シリア難民教育支援事業 フェーズⅤ /教育 |
2017/4/1 | 2018/2/28 | 25,578,000 |
KnK | ヨルダンにおけるシリア難民およびヨルダン人への緊急教育支援および受入れ国に対する学校教育強化事業(第3期) /教育 |
2017/4/1 | 2018/3/31 | 25,307,991 |
PARCIC | トルコにおけるシリア難民への食糧・NFI及び子ども保護(第4期) /食糧、教育 |
2017/4/1 | 2018/5/31 | 31,946,487 |
PWJ | イラク共和国北部(スレイマニヤ州および周辺地域)におけるシリア難民・国内避難民・ホストコミュニティへの緊急人道支援 /水・衛生、教育、その他 |
2017/4/1 | 2018/2/28 | 301,170,701 |
2017年度の事業一覧を表示
事業紹介 : 国境なき子どもたち(KnK)
子どもが夢や通学する意欲を持ち続けられるよう支援
2013年より、ヨルダン北部に位置するザアタリ難民キャンプ内の学校で、5~9年生のシリア難民の子どもに作文や音楽などの授業を提供しています。子どもが保護者やキャンプ内の商店で働く大人にインタビューするなどし、将来について思いを巡らしながら今できることを考える、キャリア教育をテーマにした特別授業も実施。また、夏休みや冬休みの課外活動や、保護者を招いたオープンデー開催など、難民の子どもたちが学校に通う意欲を持ち続けられるよう支援しています。(2017年度)
現地からの声
授業のおかげで自分の得意なことが増え、宇宙飛行士になることが夢
サマーハさん
2013年夏に家族とザアタリ難民キャンプに来ました。砂漠なので砂埃がひどく、テントの中は暑い。特に日が短い冬は暗い時間が長いので、電気が夜しか使えない生活は大変です。しかし、3年前からKnKが支援する授業に参加するようになり、自分の得意なことが増えました。音楽と演劇と作文は楽しく、特に音楽は大好き。将来は宇宙飛行士になりたいと思っています。ご支援くださる日本の方にお礼をお伝えしたいです。本当にありがとうございます。
事業紹介 : ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)
より安全な生活環境と
日常を少しでも取り戻せるように
イラク北部クルド人自治区3州のシリア難民・国内避難民キャンプにて、学校建設や生活物資の配付、給水網整備、またキャンプ内の学校での健診などの支援事業を行っています。テント生活を送る難民には、住居であるシェルターを改善するための資材の配付や技術的なアドバイスを提供し、避難生活の住環境向上に貢献しています。国内避難民が少しでも日常を取り戻せるよう、共同キッチン用パン焼き器の設置もしました。難民・国内避難民を受け入れるホストコミュニティへの必要な支援を行い、彼らの負担軽減もめざしています。(2016年度)
現地からの声
安全な環境と十分な住居スペースに
家族みんながうれしい
ムハンマド・ラドワンさん
以前、両親と3人の姉妹の6人で住んでいたテントでは、夏は高温になり、冬は厳しい寒さと雨風に耐えなくてはなりませんでした。また、外から昆虫や小動物が入ってきやすく、これまでに2度も蛇がテント内に入ってきました。シェルターを改善してもらい、構造的にもしっかりとした住居に住めるようになったことで、その心配がなく、雨風や暑さ、寒さから守られ、涼しく過ごしやすいです。今は以前と比べてすごく安全な環境で暮らすことができています。十分な居住スペースもあり、家族みんながうれしく思っています。(PWJ事業より)
事業紹介 : ジェン(JEN)
故郷に帰るその日まで、そして故郷に戻ってからも、安全に普通の暮らしができるよう水衛生環境、居住環境を整備
JENは2012年からヨルダンで、2014年からイラク北部で、シリア難民、イラク国内避難民への支援を開始しました。
難民や避難民の方々が仮住まいを続けるヨルダンのザータリ難民キャンプ、イラク北部のマミリアン避難民キャンプでは、避難生活を安心、安全に送れるよう水衛生環境の整備を担当するNGOとして、設備の整備、衛生促進活動などを行っています。また、シリア難民を受け入れているヨルダンの公立学校では、学校修復などを含む水衛生環境の改善を、イラク北部では、約1,000世帯が仮のテントで暮らすシンジャール山に水を届け、人々が帰還しつつあるシンジャール山周辺で水衛生のインフラ整備を行っています。(2015年度)
現地からの声
真夏にJENの給水がなかったらと思うと、ゾッとします。
エアリスさん
私たち家族が避難しているここシンジャール山には、水道がひかれておらず、水をためるタンクもなく、少ない水量をくみ上げている井戸までも何キロも距離がありました。JENが来るまでは、少ない水で不自由な生活を送っていました。50度を超える真夏にJENの給水がなかったらと思うと、ゾッとします。私だけではなく、山に避難している全員が同じ気持ちです。
事業紹介 : ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)
シリア難民支援中、イラクでも新たな人道危機が勃発。
地の利を活かし、迅速に緊急人道支援を実施。
イラク北部クルド人自治区にてシリア難民支援を実施している最中、これまで平和だったイラク北部で突如として人道危機が発生しました。人々は、安全な場所を求めて国内のクルド人自治区に押し寄せ、8月だけで84万人もの人々が避難してきたため、すでにいるシリア難民25万人とあわせて、100万人もの命を救う活動を展開する必要性に迫られました。事業地に支援展開をしていたPWJは、避難民に食糧や飲料水を始め衛生用品など約10万人分と、越冬支援として子ども服約1.7万人分を配布しました。(2014年度)
現地からの声
悪いことが起きない世の中になって欲しい
マハムード・フセイン(仮名)(12歳)
2014年7月7日、人道危機が発生したイラクのモスルから、両親、兄弟、姉妹、従兄弟と一緒にイラク北部のクルド人自治区にあるアルビル市に避難してきました。安全で、おいしい野菜が採れる農場があり、毎日学校に通えた故郷がとても恋しいです。平和で自由に生きることが出来て、悪いことが起きない世の中になって欲しいです。着る洋服がなかったり日常生活に困ることはあるけれど、いろんな人達に助けてもらって今は安全な避難先で友達と遊んだりしています。日本では、自分と同じくらいの子どもたちが学校でどんなことを勉強しているのか、とても興味があります。(PWJ事業より)
- 2018年5月14日
- 事業一覧を更新しました。プログラム名が変更しました。
- 2018年2月27日
- 事業一覧を更新しました。
- 2017年9月8日
- 事業一覧に新たな事業を追加しました。
- 2017年7月20日
- 「事業紹介」と「現地からの声」を更新しました。
- 2017年5月8日
- 「イラク・シリア人道危機対応計画」を更新しました。
シリア紛争は、発端から3年半以上を経た現在も未だ終結の様相を見せていない。武装勢力のシリア国内での台頭、イラク国内への勢力拡大により、更に混乱が深まっている。シリア国内では約20万人※1の死者が出ており、シリアの国内避難民数は約760万人※2、イラクの国内避難民数約210万人※3、さらに紛争の影響下にある人びと約320万人※4、国外に避難したシリア難民の数は380万人※5を超えており、合計でおよそ1,570万人もの人びとが紛争の影響下にある。
未だ終結の糸口の見えないこれらの紛争は21世紀最大の人道危機※6と言われ、国際社会では複合的人道危機(Multi Complex Emergency)としてシリア紛争及びイラク危機に対して包括的な対応を行っている。JPFでは2012年11月からシリア紛争に対して、2014年6月からイラク危機に対して対応を開始し、これまでにおよそシリア紛争対応で22億円、イラク危機対応で1.5億円規模の緊急人道支援を各国の難民キャンプ内外において実施してきた。
2015年2月2日
(更新情報は、以下をご確認ください)
※1:the Syrian Observatory for Human Rights (SOHR)
※2:OCHA Humanitarian Bulletin Syria operations from Turkey Issue 11 | 05-16 Jan 2015
※3:IOM Response to the IDP Crisis in Iraq・2015
※4:Iraq: Strategic Response Plan 2014-2015
※5:UNHCR Syria Regional Refugee Response
※6:OCHA Syria: 6 fact at the start of the 4th year of Syria's conflict(14 March ,2014)
【開催報告】2017年6月20日「世界難民の日」開催 UNHCR/JPF共催シンポジウム
『アレッポからニューヨーク、そして東京へ : 共に生きるために』
~世界の最新難民移民事情から、日本で"共に生きる"ストーリーまで~
シンポジウムの開催要旨、講演概要、当日の資料等についてはこちらからご覧いただけます。
【開催報告】2016年6月20日「難民の日」開催 UNHCR/JPF共催シンポジウム
「シリア危機: 人として - 分かちあう責任」
~これからの支援のあり方、新しい支援アクターの参加、求められる創造性~
シンポジウムの開催要旨、講演概要、当日の資料等についてはこちらからご覧いただけます。
【開催報告】2015年6月19日開催 UNHCR/JPF共催シンポジウム
「シリア危機:じぶんごと - 私たちに求められる行動」
シンポジウムの開催要旨、講演概要、当日の資料等についてはこちらからご覧いただけます。
【開催報告】2014年5月17日開催 UNHCR/JPF共催シンポジウム
「シリア危機:失われた世代にしないために - 子どもたちの現状」
- 青森県立青森北高等学校
- 株式会社アルファネット
- 株式会社CROSSY
- トーア再保険株式会社
- ニューホライズンキャピタル株式会社
- 株式会社日立インスファーマ
- 美和メディカルクリニック
- 株式会社ラングランズ
※上記は2013年以降シリアの人道危機に関連するプログラムに寄せられたご寄付一覧
●JPFは、人道支援の基本原則※に則り、加盟NGOとともに迅速で効果的な支援を遂行しています。
※人道支援の基本原則
人道支援とは、紛争の被害者や自然災害の被災者の生命、尊厳、安全を確保するために、援助物資やサービス等を提供する行為の総称です。(外務省「緊急・人道支援の基本概念」より)
- 人道原則:どんな状況にあっても、一人ひとりの人間の生命、尊厳、安全を尊重すること。
- 公平原則:国籍、人種、宗教、社会的地位または政治上の意見によるいかなる差別をも行わず、苦痛の度合いに応じて個人を救うことに努め、最も急を要する困難に直面した人々を優先すること。
- 中立原則:いかなる場合にも政治的、人種的、宗教的、思想的な対立において一方の当事者に加担しないこと。
- 独立原則:政治的、経済的、軍事的などいかなる立場にも左右されず、自主性を保ちながら人道支援を実施すること。
●2012年、「シリア紛争人道支援」スタート時より、以下のプログラム実施方針に則って活動しています。
- シリア国内に、邦人スタッフの立ち入りは行わず、遠隔管理とする。
- イラク国内も同様に、退避勧告地域への邦人スタッフの立ち入りは行わない。
- 各加盟NGOが安全管理マニュアル、退避マニュアルに則って支援を実施する。危険が伴う恐れがある際には、ただちに撤退する。
イラク・シリア人道危機対応支援 寄付・支援方法
クレジットカードで寄付
PayPalで寄付
銀行振込で寄付
- 銀行名
- 三菱UFJ銀行
- 支店名
- 本店
- 口座種類
- 普通
- 口座番号
- 0212735
- 口座名義
- 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
- フリガナ
- トクヒ)ジヤパンプラツトフオーム
- ※三菱UFJ銀行様のご厚意により、三菱UFJ銀行本支店・ATMからの振込手数料は無料です。
郵便振替で寄付
- 銀行名
- ゆうちょ銀行
- 記号と番号
- 00120-8-140888
- 口座名義
- 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
- フリガナ
- トクヒ)ジヤパンプラツトフオーム
- ※通信欄に「イラク・シリア人道危機対応支援」とお書き添えください。
- ※恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください。
- ※税制上の優遇措置が受けられます。 寄付金控除 領収書の発行
- ※ご寄付を下さった方は応諾書にてご連絡いただければ幸いです。 応諾書フォーム
- ※領収書の発行をされた方は応諾書は不要です。
- ※企業・団体からの寄付の10%、個人からの寄付の15%を事務管理費として活用し、残りの全額は現地での事業費にあてられます。
寄付サイトを通じて寄付
※お申込みいただいたご寄付は、各サイトを通じてJPFへ寄付されます。詳細な手続きや規定は各サイトをご参照ください。